ドラフト企画第2弾!!
前回は1位指名選手について調べました。
今回は、ドラフトでは下位指名だったけどめっちゃ活躍した選手!!
思わぬお買い得となった選手を紹介していきます!
QB ダク・プレスコット(4巡/135位)
まずはカウボーイズの正規QBプレスコット君。
16年にドラフトで指名されましたが、QBとしてはかなり低い135番目での指名。
出身校ははミシシッピ州立大学で、強豪カンファレンスに所属してます。
そしてご存知の通り、現在はカウボーイズのQBとして大活躍中!NFLでの成績は40勝24敗と大きく勝ち越していて、リーグを代表する選手にまでなりました。
ドラフトでの順位が低かった要因は、ドラフト前の飲酒運転疑惑。逮捕はされませんでしたが、素行に問題があるかもって各チームが嫌って、ここまで順位を下げちゃいました。
でも今のところ何の問題もないし、そんなことを黙らせるだけの活躍を見せてくれてます!!
WR アントニオ・ブラウン(6巡/195位)
元スティーラーズの名レシーバー。
ちょっと今は無所属なんですが、現代を代表する選手です!
大学は中央ミシガン大。
あんまり聞いたことないなぁ。
2010年にドラフトで指名されますが、1年目と2年目は基本リターナーとして出場。3年目から先発できるようになって、リーグ1位の成績を残すようになりました!!
スティーラーズの黄金時代を支えた3B(ベン・ロスリスバーガー、レベオン・ベル、アントニオ・ブラウン)と言われるようにまでなります。
ドラフトの順位が低かったのは、やっぱり大学の強さが関係してるのかな?
中央ミシガン大学が所属してるカンファレンス(MAC)からは、その年5人しかドラフト指名されてません。
あとは2010年はWRが豊作で、27人も指名されてたのも関係あるかもしれませんね。
TE ジョージ・キトル(5巡/146位)
お次は49ersのタイトエンドのキトル選手。
19シーズンのスーパープレイ集でも紹介しました!
出身校は数多くのNFL選手を輩出している
名門アイオワ大学。
17年に49ersから指名を受けて入団。
1年目は先発も少なかったし、そんなに活躍はしませんでした。
しかし2年目に大化け!!
タイトエンドとしてのキャッチ獲得ヤードのNFL記録を出して、一気にリーグNo.1の座に立ちます!
彼の凄いとこは、キャッチも凄いんだけどブロックがとにかく上手い。そのおかげでラン攻撃にも厚さが増して、スーパーボウルまで進出できたんだと思ってます。
George Kittle pulled The Blindside block on him 🥞 @gkittle46 pic.twitter.com/UHK09mqKMQ
— The Checkdown (@thecheckdown) September 23, 2019
そんな彼がなぜ5巡目まで残ってたのか。
ひとつは大学時代に大きな結果を残していないからでしょう。あと、現地記事によると『大学時代はたくさんのパスゲームをしてないから、ランブロックにしか使えない。』と思われてたので、重宝しなかったらしいです。
49ersとしては笑いが止まらないでしょうね。w
CB リチャード・シャーマン(5巡/154位)
元シーホークスの選手で、今はキトル君と同じ49ersにいます。
大学は名門スタンフォード大学。
世界大学ランキングでは4位(我らが東大は36位)と、超エリート大学です。
頭も良いんですが、実はアメフトもまぁまぁ強いんです。大学の一部リーグ(?)に所属していて、リーグ優勝も何度も果たしてます。
シャーマンは大学院まで通ってたので、大学チームには5年間在籍してました。しかも最初の3年間はWRとして出場していたんですよ!
そして2011年にシーホークスに入団。
1年目から結構活躍していて、2年目には全試合先発するようになります。
そこから3年連続オールプロ(プロ野球でいうとこのベストナイン賞)に選ばれて、3年目にはインターセプト王とスーパーボウルチャンピオンにまで上り詰めます!!
それ以降インターセプトの数が減りますが、これは相手QBが嫌がってシャーマンのいるところに投げなくなったから。
勝負できないほど恐ろしい存在だったんですね。w
3x All-Pro. 4x Pro Bowler. Super Bowl Champ…@RSherman_25’s BEST plays with the @Seahawks! pic.twitter.com/t0OlZsP19J
— NFL (@NFL) March 10, 2018
これほどの選手がなぜ低のかな?
恐らく大学時代に2年間しかCBをやってなかったからだと思います。そしてその年のCBが豊作で、40人近く選ばれてたから経験が浅いシャーマンは見向きもされなかったんでしょうね。
QB トム・ブレイディ(6巡/199位)
最後は誰もが知ってるこの選手。
G.O.A.Tことトム・ブレイディ!!
まさかこんなにドラフト順位が低いなんてね…。
下剋上もいいとこです。笑
ブレイディはミシガン大学出身。
先発を務めたのは2年間だけで、成績もうーーん。ってぐらい特筆すべきとこがありません。笑
選手の能力を測るコンバインってのにも出ますが、足は遅いし何より身体が全然できてない…。評価は最低クラスだったらしい。
Tom Brady proved QB combine numbers are important…but they’re not everything 🐐
(via @NFL)pic.twitter.com/6qAS6d9L6e
— Bleacher Report (@BleacherReport) March 2, 2019
結局2000年にペイトリオッツが売れ残っていたブレイディを199番目で指名して、NFLに入れたブレイディ。
当時はNFLに入れると思ってなかったらしく、本気で保険会社のセールスマンになるつもりでいたとか。w
そこからの活躍は書かなくてもいいですね!!笑
2年目にスーパーボウルを初制覇してから、19年間で6回優勝、MVP3回、通算成績219勝64敗という恐ろしい成績を残しています。
アメリカンドリームというか、努力は裏切らないってのを実現させてくれてます。
今年で43歳となりますが未だ現役。
新天地バッカニアーズでの活躍に期待です!!
まとめ
下位指名だったけど、活躍してる選手まとめでした!!
NFLの世界でも努力次第でトップに登れるって考えると、なんだか親近感が湧きますね!!
特にQBはこういったパターンが多い気がします。
だから1巡目のQBは個人的に信用できません。笑
今年のドラフトは4月24日から始まるので、要チェックです!!!
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