今年のドラフトでは255人の選手が指名され、NFLの世界へと羽ばたいていきます。
一握りの選手しかドラフト指名なんてされません。
例え7巡目でも指名されたら泣くほど嬉しいでしょうね!!
しかーーし。
ドラフトで指名されたからといって必ずしも出場できるとは限りません。
そんなNFLの世界の厳しさを調べてみました。
ドラフト指名される確率
まず大学でアメフトをプレーしてる人は何人いるのか。
現在確認されるだけで、NCAA(全米大学体育協会)に所属している大学チームは672校とされています。
日本の大学数が2019年度で774校となってるので、かなり多いことが分かります!!
さらに大学でプレーしてる人数は、約73,700人(NCAA調べ)となっております。
単純に4学年で割ると、1学年あたり18,500人。その中からドラフトで選ばれるのは255人なので、ドラフトされる確率はたったの1.3%しかありません。
同年代で100人中1人ぐらいしかドラフトで指名されない計算ですね。なんと厳しい世界なんでしょう。
A look at when the Packers selected Rashan Gary last year with their first selection of the 2019 draft. 🙌👏 pic.twitter.com/wWyjUtCbYR
— GBP Daily (@GBPdaily) April 23, 2020
さらに強豪大学に行けなかった選手は、もっっと割合が低いはず。そう考えると高校の時から活躍してないと、ドラフト入団は遠い道のりになるのでしょう。
ドラフト外で入団する選手もいますけどね!
ロースターとアクティブリスト
ドラフトで指名されてNFLの一員になれたー!ハッピーー!!
・・・と思いきや、そんな甘くはありません。
指名されて入団したとしても、試合に出れる保証は全くないのです。
チームは80人の選手としか契約ができません。
そしてシーズンが開幕する前に80人から53人に絞ります。
※この53人になる選手登録枠のことを「ロースター」と言うので、覚えてみてください!笑
このロースターにさえ登録されれば全員出場できるのかといったら、まだ違うんです。
当日試合に出れるのは「アクティブリスト」に登録された選手のみ。それは48人までと指定されてます。
ここまで激選された48人だけが、ようやく試合に出場できるんです。
なんと長い道のりなんでしょう。
普段我々が試合で目にしてる選手は、激選された超濃厚絞り汁だったんですね(笑)
まとめ
今回は厳しいNFLの世界の1部分を紹介しました。
ドラフト指名されてから出場できるまでの流れをまとめると・・・
⇩
契約する80人に選ばれる
⇩
ロースター登録の53人に選ばれる
⇩
試合出場ができる48人に選ばれる
これでやっと出場できるチャンスが得られるだけで、登録はされたものの、プレーはできなかったってこともあります。
NFLでプレーできるのは本当に一握りなんですね…。そんな厳しい世界で戦える新人が今年はどのくらいいるのか!
開幕されることを願いながら期待しましょう!!
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