2020シーズン結果まとめ|AFC北地区の振り返り!

 

動の2020-2021シーズン結果まとめ企画!

今回はレベルの高い大激戦となったAFC北地区を振り返ってみます!!

 

=AFC北地区の順位表=

Posチーム得点失点
11240418322
21070350315
3980308346
47100361381

ピッツバーグ・スティーラーズ

シーズンの結果(クリックして表示)
日付ホーム試合時間・結果アウェイ

 

総評

開幕11連勝とスタートダッシュに成功し、パーフェクトシーズンの期待もされていたスティーラーズ。

しかしワシントンに負けてからチームは崩れ始め、地区優勝したもののプレーオフは1回戦目で敗退しています。

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12勝4敗という高い成績を残しているのになんでしょう。この悪かったシーズンという印象は。

やはりプレーオフでいきなりファンブルからのタッチダウンを決められたり、4つのインターセプトを決められたりしてボロボロになって負けたからでしょうか。

終わり方って大事なんですね。

 

オフェンス
今季はオフェンスラインが安定して機能していたので、サック数がリーグで最も少なかったです!

ベン・ロスリスバーガーも怪我なく終われたし、新人のWRチェイス・クレイプールも目覚ましい活躍ぶりでした。

 

それに反してランオフェンスはリーグ最下位の成績。前半は調子が良かったのに後半になるにつれてランが全く出なくなります。酷いときは1試合でたった20ヤードほどしか獲得できなかった試合も。

さらにレシーバー陣のドロップもシーズン後半になるにつれて目立つようになり、リーグワースト2位の30回のドロップを記録しました。

最後の方はオフェンス陣たちが自滅していった感じを受けました。好調だっただけに悔やまれるシーズンでしたね。

 

ディフェンス

 

ディフェンスは全体的に高い成績を残しています!

TJ・ワットは自己最高記録となる15回のサックを決めてリーグ1位となりました。これでもう「JJ・ワットの弟」なんて紹介されずに済みますね!

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注目してたSミンカ・フィッツパトリックも見事な活躍ぶりで、セーフティながらチーム内トップのタックルを挙げています。

 

プレーオフ1回戦ではブラウンズ相手に48失点しましたが、これはオフェンスが5つのターンオーバーを起こしたからで、ディフェンスはそんなに悪くなかったと思います。

来季も”鉄のカーテン”守備陣に期待したいですね!

 

ボルチモア・レイブンズ

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日付ホーム試合時間・結果アウェイ

 

総評

一時は6勝5敗となってプレーオフは厳しいかなと思ってたんですが、シーズン最後に5連勝を飾って見事プレーオフに進出しました。

プレーオフでは1回戦でタイタンズにリベンジを果たしましたが、次のビルズ戦ではQBラマー・ジャクソンが脳震盪で途中退場となってそのままチームも敗れ去っています。

 

これまた悔しいシーズンの終わり方。

 

オフェンス

 

昨年のシーズンMVPであるラマー・ジャクソンが今年も走って走って走りまくりました。チーム内トップのランヤードを記録しています。

「めっちゃ走るタイプのQBは長く活躍できない」とよく言われてますが、これはジャクソンには関係ないのかもしれませんね。

 

しかしパスオフェンスはリーグ最下位の成績。そもそもパス試投数も最下位ですから、これはチームとしてそういう方針だったんでしょうか。

とにかくそれで勝ててるから文句は言えません。

 

ディフェンス

 

ディフェンスは文句なしの成績!
好調だった2019シーズンからメンバーも大きく変わっていないので、ここは予想通りの結果でした。

唯一LB陣が大きく入れ替わったのでどうかな?と思いましたが、ここは新人のLBパトリック・クイーンが見事に補いましたね!

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難しいポジションなのに1年目からフル出場はほんとすごいです。

 

プレーオフも高いディフェンス力を保っていましたが、タイタンズ戦のロゴ踏みつけ問題は忘れがたいです。

今シーズンの中で私が最も嫌な思いをした一瞬でもありました。

 

クリーブランド・ブラウンズ

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日付ホーム試合時間・結果アウェイ

 

総評

今年最もサプライズだったのがブラウンズ!

毎年最下位に定着して3年間で4勝しかできなかった時期もありましたが、18年ぶりのプレーオフ進出を果たしました!!

 

サプライズではありましたが、戦力的に見ると驚くことではありません。ドラフトで獲得した選手や移籍などで獲得した選手たちのピースがやっとハマったって感じですね!

HCケビン・ステファンスキーは就任1年目でチームをまとめあげ、年間最優秀ヘッドコーチ賞にも選出される活躍!

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オフェンス

 

WRオデル・ベッカムJrが怪我で離脱したこともあり、豪華なメンバーなはずのパスオフェンスは今年も火を噴くことをはありませんでした。

それでもQBベイカー・メイフィールドが昨年とは別人のような安定さを見せ、2019シーズンに21回だったインターセプトがなんと8回にまで改善されています!

 

昨年は「またブラウンズは先発QBの指名を間違えた」なーんて言われてましたが、しばらくはメイフィールドでいくんじゃないでしょうか。

 

こんな滑らかな動きは誰にも真似できません。

 

ランオフェンスではRBニック・チャブが怪我で途中いなかったものの、RBカリーム・ハントがいいカバーをしてくれました。

この二枚看板は相手に取って相当な恐怖を与えてたでしょう。

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これらの活躍の裏にはもちろんオフェンスラインの存在があります。

ProFootballFocus(PFF)が決めたグレードランキングで今季1位だったのがブラウンズのオフェンスライン。

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ラインってほんと大事。

 

ディフェンス

 

ディフェンスではまずDLマイルズ・ギャレットの活躍が評価されますね。

昨シーズンの「ヘルメットで殴りつけ事件」によって無期限の出場停止処分を科されていましたが、なんとか解除されて大型の契約も結べることになりました。

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シーズン途中に新型コロナウイルスに感染するも、チームトップの12サックを挙げて勝利に貢献してます!

 

ただここを抑えないと!って展開に弱い感じがしました。そこを修正すればスーパーボウルも夢じゃない!!

 

シンシナティ・ベンガルズ

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総評

2020ドラフトで全体1位指名によりQBジョー・バロウを獲得。若きスター選手を中心に躍進するかと思われましたが、NFLってのはそう簡単じゃなかったですね。

ジョー・バロウが先発した試合でも2勝止まりで、シーズン途中には脚の大怪我で離脱となっちゃいました。

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今季の北地区は他の3チームがプレーオフ進出するなど調子よかったこともあり、ベンガルズだけ取り残された感が、、、。

それでもシーズン後半は粘りも見せてくれたので、バロウが復帰することを願って来季に期待します!!

 

オフェンス

 

オフェンスは正直に言っていいとこなしです。

新人QBジョー・バロウとエースRBジョー・ミクソンが揃って怪我により離脱。結局この穴は埋められませんでした。

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そして怪我から復帰し大きな期待をされていたレシーバーAJ・グリーンも、全試合出場できたけど成績は全盛期の半分以下。

エース級の選手が活躍できないとなると勝つのも当然難しいですよね。

 

ただ新人のWRティー・ヒギンズがチーム内トップの記録を残し、ファンにとっても希望の光となったんじゃないでしょうか!!

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ジョー・バロウの怪我は相当なものでしたが、来季は無事復帰してヒギンズとのホットラインを見せてほしいもんです!

 

ディフェンス

 

シーズン中はそんなにディフェンスは悪くなかった印象だったんですが、こうやって見てみると軒並み悪い成績なんですね。

特にサック数はリーグで最も少なかった。

 

それもそのはず。

主要ディフェンスライン選手のほとんどが怪我で出場できてないし、昨季最もサックを決めたカルロス・ダンラップはシーズン途中にトレードでシーホークスに行っちゃってますから。

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↑カルロス・ダンロップ

 

うーーーーん。ここまで歯車が合わないことなんてあるんですね。

来季は万全な戦力でシーズン戦ってほしいです。

 

まとめ

AFC北地区は今季最もレベルが高かった地区だったんじゃないでしょうか!特にブラウンズの成長ぶりには感服です!!

スティーラーズは地区優勝したのに残念過ぎるシーズンといった印象。

ベンガルズはもうこれ以上怪我人を出さないでくださいな。

 

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