激動の2020-2021シーズン結果まとめ企画!
今回は予想通りの一強となったAFC西地区を振り返ってみます!!
=AFC西地区の順位表=
カンザスシティ・チーフス
昨年に引き続き2年連続となるスーパーボウル出場を果たしたチーフス。その強さは本物だってことを証明してくれましたね!
14勝2敗は今シーズンの最高成績。接戦になることも多かったですがしっかり勝てるチームと成長しています。
プレーオフではQBパトリック・マホームズの脳震盪などもありましたが、無事スーパーボウルまで駒を進めいています!
しかし、主要オフェンスライン選手の離脱とマホームズの足の怪我の影響が大きく、スーパーボウルではバッカニアーズに大差で敗れてしまいました。
来季に向けて選手層の厚さを修正するべきかもですね。
パトリック・マホームズを中心に、WRタイリーク・ヒルとTEトラビス・ケルシーたちの最強レシーバー陣は今季も健在。
特にケルシーはタイトエンドとしての歴代シーズン最多レシーブヤードを更新する大活躍!!
Most yards in a season ever by a TE 👏@tkelce’s best plays from his record-breaking day. #ChiefsKingdom pic.twitter.com/fv0fnjw9Og
— NFL (@NFL) December 28, 2020
懸念されてたランオフェンスも、ドラフトで獲得した新人RBクライド・エドワーズ・ヘレイラが見事な活躍を見せ、さらにジェッツから移籍してきたレべオン・ベルもいい働きをしていました!
文句なしのオフェンス陣でしたが、スーパーボウルでは1つのタッチダウンも取れずに終わっています。先述したようにオフェンスラインのエリック・フィッシャーら主要選手の怪我による離脱が大きな痛手となりました。
それに加えてマホームズのつま先の怪我もあり、機動力のない平凡なオフェンスとなってしまったのです。
.@PatrickMahomes left it all out there with some of these hero attempts 🔥💯 #SBLV pic.twitter.com/HYK3Xq6vNy
— NFL (@NFL) February 13, 2021
それでもマホームズは信じられないプレーをしてくれたので、まだまだこの場に戻ってこれることでしょう!!
ディフェンス
ディフェンスも2019シーズンとあまり変わらない成績。ほとんど選手が変わっていないので安定していますよね。
今季のCBの新人の中では唯一活躍したと思われるジャリウス・スニードも引き当て、パスディフェンスは良かったと言えるでしょう。
サックの数が減ったのはちょっと気になりますが、数字としては悪くないと見ています。
ただスーパーボウル制覇のためには補強すべきポイントじゃないでしょうか!
ラスベガス・レイダース
オークランドからラスベガスへと移転したレイダース。新しいスタジアムと共に迎えた1年目は悪くない成績だったんじゃないでしょうか。
チーフスがガチメンバーで戦って唯一負けたのがレイダースですし、意外と台風の目のような存在だったかと思います!
ただシーズン後半になって失点が増えるようになり、勝たなきゃいけないとこで負けてしまうことが多かった、、、。
すごい惜しくてもったいないシーズンでしたね。
今季のオフェンスは絶好調でしたね!!
2年目のRBジョシュ・ジェイコブスは昨季に引き続いて活躍していましたし、新人のWRヘンリー・ラッグス三世もしっかりと結果を残しています。
OH MY, HENRY RUGGS. 😱 @__RUGGS #RaiderNation
📺: #LVvsKC on CBS
📱: NFL app // Yahoo Sports app: https://t.co/BGCKhfX8uY pic.twitter.com/fiEmJ8ghTb— NFL (@NFL) October 11, 2020
特にチーフス戦ではすさまじい活躍でしたなぁ。
QBデレック・カーは年々よくなってきてる感があります。控えQBで元タイタンズのマーカス・マリオタを獲得しましたが、このままだと先発交代はなさそうですね!
On to the next one... pic.twitter.com/hEAhPArCww
— Derek Carr (@derekcarrqb) November 23, 2020
ディフェンス
課題がありまくりのディフェンスです。
2019シーズンも成績は悪く大きく選手を入れ替えてきたんですが、うまくハマりませんでしたねぇ。むしろ下がっちゃってます。
ディフェンスラインもマックス・クロスビーの孤軍奮闘で終わりました。
さらによくなかったのは、シーズン後半のここ踏ん張り時!ってときにズルズルと失点を重ねてしまったことですね。
ディフェンスが改善さえすれば、チーフスの対抗チームとなり得るはずです!
ロサンゼルス・チャージャーズ
長年先発QBを担っていたフィリップ・リバースがチームから去り、代わりにドラフトでジャスティン・ハーバートを獲得。
チームとしては中々勝てないシーズンでしたが、今後に期待ができる内容だったんじゃないでしょうか!
とくにシーズン最後の4連勝は大きかったと思います。ハーバートがもっとチームに馴染んできたら、さらに上が目指せるはずです。
そういった意味で今季はステップの年でしたね。
ジャスティン・ハーバートはリーグ6位のパス獲得ヤードを記録し、今年の新人オフェンス賞に輝いています!
武器は何といってもこの強肩!!
The Justin Herbert long ball quickly becoming one of our favorite plays
(via @Chargers)pic.twitter.com/zmfxcx2saq
— NFLonCBS (@NFLonCBS) October 13, 2020
ベテランWRキーナン・アレンとのホットラインも早速出来上がっていますね。
物足りなかったのはランオフェンス。
RBオースティン・エケラーが怪我で途中いなくなったのが大きかった。メルビン・ゴードンを手放してなかったら違っていたかも・・・?
ディフェンスもそんなに悪かったわけではなさそうでした。
中心選手のジョーイ・ボサとメルビン・イングラムが怪我でフル出場できなかったものの、ディフェンスバック陣が踏ん張ってくれましたね!
この失点の多さはスペシャルチームのディフェンスの問題もあると思います。かなりパントリターンなどで前進を許しちゃってましたからね。
デンバー・ブロンコス
チームの顔であるLBボン・ミラーが開幕直前に脚を骨折し、今シーズンは欠場となりました。
さらにジャガーズから獲得したA.J・ボイエはドーピングの疑いで6試合の出場停止。さらにはQB陣が新型コロナウイルスの濃厚接触者となり、急遽練習生のWRが先発する羽目になりました。
ブロンコスにとっては今シーズンは散々な年だったでしょう。それでも5勝したのはすごいです!!
先発が固定されなかったですが、2年目のドリュー・ロックが最多の先発を果たしました。
昨季はシーズン終盤に先発するようになり4勝1敗という結果を残したロックでしたが、今シーズンはそんなに甘くなかったですね。
13試合の出場でインターセプトはリーグトップタイの15回。これだと来季の先発はどうなるか分かりませんねぇ。
明るい話をすると新人WRジェリー・ジュディーの活躍!
今季の新人レシーバーたちはほんとレベルが高いです!!
Jerry Jeudy is already looking like one of the best route runners in the league 👀 @jerryjeudy @Broncos pic.twitter.com/su1lYKjk3b
— The Checkdown (@thecheckdown) February 11, 2021
さらにチャージャーズから獲得したRBメルビン・ゴードンもしっかりと活躍し、この移籍は間違いじゃなかったのを証明しました。
ディフェンスの要であるボン・ミラーの欠場により、安定感を失ってしまったディフェンス陣。相方のブラッドリー・チャブが奮闘していただけに悔しいですね。
さらにジャガーズから獲得したCBのA.J・ボイエはドーピングで試合停止処分、タイタンズから獲得したDLジュレル・ケイシーは怪我で3試合の出場にとどまっています。
こんなに不運って重なるものなんでしょうか。
救いだったのはフランチャイズ指定で1年だけ残留させたSジャスティン・シモンズの活躍ですね!
パスディフェンスとインターセプトで高い成績を残してます。
これで強気な契約が結べることでしょう!
まとめ
やはりチーフスの一強で終わった西地区。
しかしスーパーボウルで大敗するとは思ってもいませんでした。オフェンスラインってほんと大事なんですね。
レイダースが意外にも食らいついていて、チーフスにも勝ったし来季は期待が持てるシーズンだったのではないでしょうか!!
チャージャーズとブロンコスもまだまだ未来は明るい!はず!!
あわせて読みたい