2020シーズン結果まとめ|AFC東地区の振り返り!

 

動の2020-2021シーズン結果まとめ企画!

今回は新しい時代の始まりを予感させたAFC東地区を振り返ってみましょう!!

 

=AFC東地区の順位表=

Posチーム得点失点
11330455286
2980397399
3890364347
47100296316

バッファロー・ビルズ

 

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日付ホーム試合時間・結果アウェイ
総評

今季のビルズはペイトリオッツの地区12連覇を阻止し、25年ぶりの地区優勝を果たす大きなシーズンでした!

あともう一歩のところでスーパーボウルを逃したのは残念ですが、ここから新しい時代が始まる兆しがあります。

 

QBジョシュ・アレンの成長ぶりとWRステフォン・ディグスの加入がチームを大きく変化させていますね。

ビルズのフロント陣は大成功と言っていいでしょう!!

 

オフェンス

 

 

ディフェンスが強かったイメージのビルズでしたが、今季は圧倒的な攻撃力で相手を粉砕していった印象があります!

特に昨年移籍してきたWRステフォン・ディグスの存在が大きかった!リーグ1位のレシーブ成績を残し、ディグスを中心とした強力なレシーバー陣を形成しています。

 

QBジョシュ・アレンも年々よくなっていますね!

問題視されていたロングパスの精度がどうかな?と思いましたが、全く問題なくパスを通しまくってました。

 

パスオフェンス中心の攻撃だったのでラン成績はそんなに良くないですが、欲を言えばもう少しほしかったですね。

RBデビン・シングルテリーの動きは悪くなかったように思います。

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ディフェンス

 

戦力的にはもっと抑えられると思ってたんですが、あまり高い成績ではなかったですね。

注目してたCBトレデビアス・ホワイトは昨季よりインターセプト数とパスディフェンス数が大きく下がっています。やっぱり昨季の活躍を見て、相手QBがホワイトのいるところには投げなかったんでしょうか。

それでも存在感は抜群でしたけどね!

 

プレーオフのチーフス戦では序盤は良かったものの、徐々にディフェンスが崩壊していき敗れ去っています。スーパーボウルを狙うならば土台がしっかりしてる安定したディフェンスが欲しいところですね!

 

マイアミ・ドルフィンズ

 

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総評

2019シーズンの5勝11敗から大きく成績を伸ばしたドルフィンズ。プレーオフは逃したものの、十分な結果だったんじゃないでしょうか!!

ディフェンス陣はかなり改善されましたね。これからはドルフィンズ=ディフェンスってくらい堅い守りでした。

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先発QBの問題で多少ゴタツキましたが、あれさえなければプレーオフには進出できていたと思っています。なので来季はシーズン通して先発QBを安定させてほしいですね!

 

オフェンス

 

先発QBをどうするか注目されていたドルフィンズですが、シーズン序盤はベテランQBライアン・フィッツパトリックが担っていました。

そして結構勝っていた中で新人QBトゥア・タゴヴァイロアにスイッチ。

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この判断はどうだったんでしょうね~。タゴヴァイロアは怪我明けというのもあったし1年目は勉強として控えにいた方がよかった気がします。

 

シーズン後半では途中までタゴヴァイロアが先発し、終盤に追いつきたい場面でフィッツパトリックを投入して逆転を演じてきました!

まるで野球の抑えのような形で活躍していましたが、この起用法も本望ではないのでしょう、、、。

 

パンチのあるオフェンス陣ではなかったですが、スペシャルチームとディフェンス陣のおかげで得点数は多く挙げられてます!

 

ディフェンス

 

2019シーズンは最多失点でリーグワーストのディフェンス陣でしたが、積極的に補強した甲斐もあり今季は改革を成功させています!

CBザビエン・ハワードはインターセプトとパスディフェンスでリークトップの記録。

 

試合を観てると結構攻め込まれてる印象があったものの、大事な場面で相手の攻撃をシャットダウンしてたんですね。

調べてみたら3rdダウンの成功率を31.2%に抑えリーグ1位の成績を出しています。

 

ニューイングランド・ペイトリオッツ

 

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日付ホーム試合時間・結果アウェイ
総評

地区11連覇中だったペイトリオッツですが、QBトム・ブレイディが抜けたり主力選手がコロナの影響で休んだりと問題は山積みでした。

結果は地区優勝どころかプレーオフにも進出できないことに。逆にこの状態でよく7勝もできたなと思うほどです。

 

パンサーズからQBキャム・ニュートンを迎え、新しいチームを作り上げている感じがしますよね。来季の先発QBも気になるし、どのような逆襲をしてくれるのか楽しみです!!

 

オフェンス

 

QBキャム・ニュートンの肘の状態が気になりましたが、問題はなかったように見えました。

しかし全盛期ほどのプレーは見せられず、レシーバーも手薄だったこともあり低い成績で終わっています。

 

でもニュートンの代名詞とも言えるガッツあるランプレーは健在で、QBの中ではリーグ最多の12タッチダウンを記録!!

こうやって自分で決められるのはカッコいいしスターだなって思います!

また来季もプレーをしてほしいものです。

 

ディフェンス

 

新型コロナウイルスの影響で主要ディフェンス選手がオプトアウトしましたが、高い成績でシーズンを終えています!

ここらへんはさすがHCベリチックだなと。生ぬるいプレーは許しません。

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エースCBステフォン・ギルモアは本調子ではなく、怪我も重なって活躍できないシーズンでした。その代わりに出てきたのがJC・ジャクソン。リーグ2位となる9つのインターセプトを決めています!

 

ここもHCベリチックの哲学『1人が倒れたら次の選手が役目を果たす』が活かされてますね。

 

ニューヨーク・ジェッツ

 

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日付ホーム試合時間・結果アウェイ
総評

開幕13連敗を記録し、逆パーフェクトシーズンも夢じゃないと思ってしまったジェッツ。なんとか2勝を挙げましたが地区最下位となり、リーグでもビリ2という結果に。

 

今季は主力選手が移籍してしまったので元々期待されていないシーズンでした。ここまで戦力が揃ってなかったら勝てないよねという感じです。

それでも地区優勝争いをしているラムズとブラウンズに勝ったのは大きかったですね!!

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散々ドラフトで有利なビリ狙いだとか言われてましたが、最後に意地を見せてくれて感動しました。

 

けれども2勝では話にならないので戦力補強は必須です。

 

オフェンス

 

惨憺たる結果ですね。
ほとんどの成績がリーグ下位で獲得ヤードと得点数は最下位になっています。

QBサム・ダーノルドはパス成功率が60%を切り、タッチダウンよりもインターセプトの方が多かったです。

 

これはドラフトでQB指名かなと思ったんですが、シーズン後半になると意外といい動きを見せるようになります。特にラムズ戦ではDLのプレッシャーをかわしながら上手くパスをしていました!

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シーズン通してこのパフォーマンスができたら新しいQBは要らないかもですね。

その前にRB、WR、OLの補強が必要ですが、、、。

 

ディフェンス

 

こちらも良いとは言えない成績です。得点より失点が上回ってしまったらそりゃ勝てないですよね。

特に試合後半に攻めこまれる印象がありました。あと少しで勝てそうだったのに逆転された試合がいくつかあった気がします、、、。

 

3年目となるSジャマール・アダムスがシーホークスとトレードとなり、大きな戦力ダウンは避けられませんでした。アダムスはシーホークスでサックを量産するなど大活躍してます。

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2019年に入団した2年目のDLクイネン・ウィリアムズはもう少し活躍できたんじゃないかな?2桁サックはいけるポテンシャルはあると思うんですが。

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まとめ

AFC東地区はペイトリオッツの支配下にあったんですが、ついにそのパワーバランスを崩しましたね!!

もしかしたらこれからはビルズとドルフィンズの2強時代がやって来るのかもしれません。でもペイトリオッツがこのまま黙っているとは思えないので、まだまだ面白い地区になりそうですね!

ジェッツは抜本的なチーム改革が必要かと思います。

 

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