シーズン終盤と共に激しさを増してきた地区優勝&ワイルドカード争い。
今週もおもしろかった試合を4つご紹介させていただきます!
ドルフィンズ vs チーフス
強力オフェンスのチーフスと、鉄壁ディフェンスのドルフィンズとの一戦。
注目された試合でしたが、結果はチーフスがなんとか勝ち切りました!!
試合序盤はチーフスのQBパトリック・マホームズがインターセプト3つ献上するなど、かなり苦戦していた感じがします。
What a catch!!!! And that’s Mahomes 3rd interception of the day
pic.twitter.com/MfSNUaGNJN— LineStar DFS (@LineStarApp) December 13, 2020
しかし徐々に調子を戻して、ここぞという場面ではWRタイリーク・ヒルやTEトラビス・ケルシーにパスを投げこんでいましたね!
ドルフィンズは最初は抑え込んでたものの、勢いに乗ってきたチーフスの攻撃を抑えることができませんでした。
オフェンスも悪くなかったものの追いつくことができませんでしたね。
これでチーフスは地区優勝を決定し、第1シードもスティーラーズから奪うことができました!
ドルフィンズですら彼らの攻撃を止められないとなると、スーパーボウル2連覇も現実味を帯びてきましたね。
イーグルス vs セインツ
先週もワシントンがスティーラーズを破るなど、何かと波乱を起こしてきたNFC東地区。
今週もイーグルスがセインツを破る波乱の展開に!
イーグルスは今までの先発QBカーソン・ウェンツから、新人のQBジェイレン・ハーツにスイッチ。
ハーツはパス獲得ヤードは167ヤードだけだったものの、ランで106ヤードも獲得。ウェンツとは違うプレースタイルにセインツディフェンスも困惑したことでしょう!
.@JalenHurts delivers a strike to Jeffery on 4th down!#NOvsPHI | #FlyEaglesFly
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— Philadelphia Eagles (@Eagles) December 13, 2020
さらにRBマイルズ・サンダースの活躍も見事!
セインツはQBテイサム・ヒルが2つのインターセプトに、1つのファンブルロストが大きく響いてしまいましたね。
キッカーのウィル・ルッツが2つのフィールドゴールを外したことも大きな敗因と言えるでしょう。
これでイーグルスはまだ地区優勝へ望みをつなぐことができました!
一方のセインツは第1シードをパッカーズに譲ることとなり、スーパーボウル進出へ大きく不安が残る結果です。
ビルズ vs スティーラーズ
11勝1敗のスティーラーズと9勝3敗のビルズの上位チーム対決。
試合序盤はお互い攻めきれず無得点が続きます。
特にスティーラーズのディフェンス陣はインターセプトとファンブルを誘発させ、ビルズオフェンスを圧倒してる感じでした!
先に得点したのはスティーラーズですが、ビルズのWRステフォン・ディグスにパスが通り始めます。
こうなると止められないのが今のビルズの怖さ。
Stefon Diggs dives in! #BillsMafia @stefondiggs
Buffalo leads 16-7.
📺: #PITvsBUF on NBC
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ディグスは130ヤードと1つのタッチダウンを決めて、ビルズが試合の主導権を握ります!
スティーラーズはこの試合もパスのドロップが目立ち、結局15点しか挙げられずに試合終了。
3rd and long...#Steelers are becoming predictable.
Another drop. pic.twitter.com/rsNpWXG93A
— Lawrence Owen NFL (@Colts_Law) December 14, 2020
これで11連勝からの2連敗・・・。
なんだか前のスティーラーズとは別のチームを見ているようです。
勝ったビルズは同地区2位のドルフィンズに2勝差をつけて地区優勝へ大きく前進です!!
ブラウンズ vs レイブンズ
マンデーナイトに相応しい好ゲーム!
AFC北地区同士でともに地区優勝、プレーオフ進出へ絶対に負けられない試合でした。
壮絶な打ち合いとなった試合展開!
ブラウンズのQBベイカー・メイフィールドは343ヤードのパスに2つのタッチダウンと文句なしの活躍。
さらにRBカリーム・ハントとRBニック・チャブの2枚看板で3つのタッチダウンを決めるなど、地上戦でもレイブンズを苦しめました。
対するレイブンズのQBラマー・ジャクソンもパスは少なかったものの、124ヤードのランに自ら2つのタッチダウンランを決めるなど、ブラウンズディフェンスを翻弄させました。
14点差で追いかけるブラウンズは、第4Qにタッチダウンを連続で決めて35対34とリードします。
しかし残り2分のところでレイブンズが逆転のタッチダウン!!
Lamar Jackson makes his triumphant return and on the first play throws a go-ahead TD to Marquise Brown pic.twitter.com/ErAFkeBAI2
— NFL Update (@MySportsUpdate) December 15, 2020
これでブラウンズは負けたかなーと思ったんですが、ここからRBハントがゴリゴリ進んで、なんと再逆転のタッチダウン!!
THIS. GAME.@Kareemhunt7 dives for the pylon and he's IN for the touchdown!
📺: https://t.co/auJgZw1LIo pic.twitter.com/DdpsUbh15x
— Cleveland Browns (@Browns) December 15, 2020
最後は体をねじらせながらのタッチダウン。
残り時間1分の時点で42対42の同点となり、「延長戦かよー、昼休み終わっちゃうじゃん・・・。」なーんて思ってましたが、ここからまたレイブンズが進みまくる!!
そして決めればほぼ勝利の55ヤードフィールドゴールを・・・
AUTOMATUCK 🔥🔥🔥
Tune in: https://t.co/duomvuhT6t
pic.twitter.com/gQEnnzK5vF— Baltimore Ravens (@Ravens) December 15, 2020
決めてゲームオーバー!!!
目が回るような展開を制したレイブンズは地区優勝&プレーオフ進出への望みをつなぐことができました!
ブラウンズは最後の同点に持ち込んだタッチダウンドライブが早すぎましたね。もう少しじっくり攻めてたら延長戦に持ち込めたかもしれません。
でも決められるうちに決めとかないと同点にすらならなかったかも。これがアメフトの難しいところで面白いところですね!
今週の好プレー
今週はタイタンズのAJ・ブラウンのプレー!
Every @Brown1arthur catch from his 112-yard game at Jacksonville #TENvsJAX
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— Tennessee Titans (@Titans) December 13, 2020
見事なワンハンドキャッチ!!!
まるでボールが手に吸い付くようにキャッチしていますね。
このプレーは『フリー・フリッカー』というトリックプレーから生まれています。
フリー・フリッカーとは、QBからRBにボールを渡しランプレイと見せかけて、またQBにボールを戻してパスをするっていうフェイクプレーです。
スクリメージラインを超えなければ、一度後ろにパスされたボールを前に投げることができるんですね!
もちろん、スクリメージラインを超えていなくても前パスしたボールは、もう前に投げることはできません!
なんだかお勉強会みたいになっちゃいましたが、私もこういう好プレーからルールを学んだのでNFLビギナーの方も試してください!(なにを?w)
まとめ
その他の試合結果はこちらをクリック↓
第1シードだったセインツとスティーラーズが敗れ、パッカーズとチーフスが勝ったので第1シードは入れ替わりとなりました。
そしてパッカーズは2年連続の地区優勝が決定。チーフスも5年連続の地区優勝を決めています。
プレーオフ進出への状況を一覧にしたプレーオフ・ピクチャー特設ページを作成してみました!!