【2020戦力分析】シーズン開幕直前!NFC東地区の戦力分析と順位予想

 

とらはちの超独断!
戦力分析&順位予想のコーナー!!

今回は混沌としたNFC東地区です!

フィラデルフィア・イーグルス

昨シーズンの成績
9勝7敗(地区優勝)
プレーオフ1回戦敗退
オフェンス
主力選手
QB カーソン・ウェンツ
RB マイルズ・サンダース
TE ザック・アーツ
OL ジェイソン・ケルシー
評価:4
やっと怪我なくレギュラーシーズンを戦えたQBカーソン・ウェンツ。やっぱり彼ってチームを勝たせる能力があるんだなと実感しました。でもプレーオフでまたしても途中離脱・・・。今年こそ安定してプレーしてほしいものです。
安定のTEザック・アーツとルーキーながら大活躍したRBマイルズ・サンダースがオフェンスの中心となるでしょう。WRはちょっと物足りないかな?OLもブランドン・ブルックスが怪我で離脱したので不安定となってしまいました。
ディフェンス
主力選手
DL フレッチャー・コックス
DL ブランドン・グラハム
CB ダリウス・スレイ

評価:4

昨シーズンはパスディフェンスに苦しみましたが、ライオンズからダリウス・スレイを補強。これはいい補強しましたね!LBが不安材料なだけに、CBとSがどれだけ対応できるかがポイントとなりそうです。

DLにはフレッチャー・コックスブランドン・グラハムと強烈な選手が多く集まります。ランオフェンスは昨年リーグ3位の好成績でしたが、今年もイーグルスの強みとなるでしょう。

 

コーチ陣
HC ダグ・ペダーソン
オフェンスコーディネーター プレス・テイラー/ジェフ・スタウトランド
ディフェンスコーディネーター ジム・シュワルツ

 

総評
評価:4
やはり最大のポイントはQBウェンツが最後まで戦えるかどうか。今年はバックアップQBも強力ってわけじゃなさそうなので、結果を残すにはウェンツは必要不可欠です。
全体的にバランスのいい戦力になってますが、WR陣の層の薄さが懸念材料だと思います。TEとRBで今年もカバーできるんでしょうか。できるんでしょうね。

ダラス・カウボーイズ

昨シーズンの成績

8勝8敗(地区2位)

オフェンス
主力選手
QB ダク・プレスコット
RB エゼキエル・エリオット
WR アマリ・クーパー
WR シーディー・ラム
OL ザック・マーティン
OL タイロン・スミス
評価:5
毎年これだけのメンツがいながらなぜスーパーボウルに行けないんだろう?と不思議に思うほど強力なオフェンス陣です。5年目コンビのダク・プレスコットエゼキエル・エリオットは最強ですし、カウボーイズのOLは本当に羨ましい。
そしてWR陣もアマリ・クーパーだけでなく、新人のシーディー・ラムもなかなか期待できる選手です。ただどのポジションもバックアップが薄いので、だれかが怪我でもしたら崩れそうですね。
ディフェンス
主力選手
DL ジェラルド・マッコイ
DL デマーカス・ローレンス
LB ジェイロン・スミス
LB ショーン・リー
S ハハ・クリントンディクス

評価:5

ディフェンスも安定の戦力が集まってますね。特にLB陣はリーグトップクラス。ジェイロン・スミスにベテランのショーン・リー、さらに昨年は怪我したけどレイトン・バンダーエッシュもいます。なんで!?ってぐらい良い選手が揃ってる・・・。

さらにキャリア11年目のジェラルド・マッコイも獲得。DLにも厚みが増してます。

懸念されるとすればCBかな?エースだったバイロン・ジョーンズがいなくなって、代わりの補強もしていないので誰がこの穴を埋めるのかが大事です。

 

コーチ陣
HC マイク・マッカーシー
オフェンス
コーディネーター
ケレン・ムーア
ディフェンス
コーディネーター
マイク・ノーラン
総評
評価:4
やっぱりカウボーイズの戦力はかなり強い!でもなんで勝ててなかったんだろう!
そこを元パッカーズのHCマッカシーがまとめあげてくれるでしょう。スーパーボウル制覇も経験してる名コーチですからね。
ただし、先発だけが強くても勝てないのがNFLの面白いところ。カウボーイズはバックアップ選手に不安材料があります。総力戦となってきたらボロが出てきそうですね。

ニューヨーク・ジャイアンツ

昨シーズンの成績

4勝12敗(地区3位)

オフェンス
主力選手
QB ダニエル・ジョーンズ
RB セイクオン・バークリー
WR スターリング・シェパード
WR ゴールデン・テイト
TE エバン・イングラム
評価:4
昨シーズンに長年先発だったQBイーライ・マニングが引退。その後を継いだ新人ダニエル・ジョーンズは、期待をいい意味で裏切る活躍を見せました。RBセイクオン・バークリーも途中怪我したものの、驚異の回復力で復活してきました。
WRはなんとか数揃ってると思います。問題なのはやはりラインの弱さ。QBに早い段階でプレッシャーかかっちゃうし、バークリーももっとランが出ると思います。新人のOL2人がどれだけ活躍してくれるかに期待!!
ディフェンス
主力選手
DL マークス・ゴールデン
LB ブレイク・マルティネス
CB ジェームズ・ブラッドベリー
S ゼイビア・マッキニー

評価:3

リーグワースト3位の失点数だった昨シーズンから、少しだけ補強をしてきました。目玉はLBブレイク・マルティネス。パッカーズでは先発として出場し、リーグ2位のタックル数を誇ってます。

一番苦戦したパスディフェンスもパンサーズからCBジェームズ・ブラッドベリーを獲得。でも他のCB達は微妙なところ。昨年に1巡目で獲得したCBデアンドレ・ベイカーは銃撃強盗事件で逮捕され、今年は出場できません。なにやってんだか。

 

コーチ陣
HC ジョー・ジャッジ
オフェンスコーディネーター ジェイソン・ギャレット
ディフェンスコーディネーター パトリック・グラハム
総評
評価:3
昨シーズンより期待はできるものの、やはりディフェンス陣に物足りなさを感じますね。ディフェンスからリズムを取っていかないとダニエル・ジョーンズには負担が大きすぎるはずです。
コーチ陣もかなり入れ替えてきて、HCには元ペイトリオッツのジャッジ。そしてOCには同地区のライバル、カウボーイズからギャレットを招集しました!コーチ陣がジャイアンツの中で1番おもしろい!!

ワシントン・フットボール・チーム

昨シーズンの成績

5勝11敗(地区4位)

オフェンス
主力選手
QB ドウェイン・ハスキンズ
QB アレックス・スミス
RB エイドリアン・ピーターソン
WR テリー・マクローリン
OL ブランドン・シャーフ
評価:2
得点数がリーグワーストだったワシントン。恐らく先発QBは2年目のドウェイン・ハスキンズ。昨シーズンは本領発揮できなかったので、今年は勝負の年になってくるでしょう。
そしてバックアップには大怪我から復帰したアレックス・スミス。普通なら引退するほどの大怪我だったのに、よくぞここまで戻ってきた。1試合でも出てほしいです。
WRやRBのスキルポジションの層が薄い気がします。もう少し補強しないと得点力は増していかないでしょう。
ディフェンス
主力選手
DL マット・アイオナイディス
DL チェイス・ヤング
LB トーマス・デービス
S ランドン・コリンズ

評価:3

まず大注目なのが、ドラフト全体2位指名のチェイス・ヤング。既に実力は超一流とウワサされてます。身体のキレもかなりいい感じで、元から強みだったDLの脅威がさらに増していくでしょう。
LBには超ベテランのトーマス・デービスを補強。今年で37歳となる鉄人です。ただCBのジョシュ・ノーマンが移籍して、戦力ダウンは避けられません。いかにラインでプレッシャーをかけてくれるかに期待しましょう!
コーチ陣
HC ロン・リベラ
オフェンスコーディネーター スコット・ターナー
ディフェンスコーディネーター ジャック・デルリオ
総評
評価:2
チーム名も今年は仮名称となり、まさに新しいチームへと生まれ変わろうとしています。そこに元パンサーズの名HCリベラが加わりました。いい方向へ変化していくといいですね。
QBハスキンズが安定しない限り難しいシーズンとなるでしょう。ディフェンスはとにかくラインが最強!ここからリズムを作っていけば面白いチームになっていくと思います!

順位予想

 

ズバリ!!
カウボーイズがぎりぎり地区優勝すると予想します!
カウボーイズの戦力はやっぱり高いですし、HCも変わって新しくなっていくと思います。
対するイーグルスは今年の対戦相手がかなり手ごわい。勝ち越すかどうかぐらいかもしれません。
ジャイアンツとワシントンはまだチーム再建の時期ですね。両QBはまだ2年目なので爆発したら面白くなりそう!
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