2020シーズン結果まとめ|NFC西地区の振り返り!

 

動の2020-2021シーズン結果まとめ企画!

今回はまたしても高いレベルとなったNFC西地区を振り返ってみます!!

 

=NFC西地区の順位表=

Posチーム得点失点
11340450277
2980407401
35120307384
44130340449

シアトル・シーホークス

シーズンの結果(クリックして表示)
日付ホーム試合時間・結果アウェイ

 

総評

ここ数年高いレベルとなっているNFC西地区を4年ぶりに制したシーホークス。猛追するラムズを振り切っての地区優勝でした!

プレーオフでは1回戦目で同地区ライバルのラムズと対戦。シーズン序盤とは打って変わって、ロングパスがなかなか通らず固いディフェンスの前に撃沈。

 

なんか毎年同じこと言ってる気がするんですが、オフェンスラインの不安定さがQBラッセル・ウィルソンの良さを殺してます。

地区優勝したんですけど、ウィルソンはチームに不満を持ってて離脱も示唆してるなど嫌な終わり方になってしまいましたね。

 

オフェンス

 

シーズン序盤はラッセル・ウィルソンのロングパスがおもしろいように通りまくってました!

DK・メットカーフとタイラー・ロケットの良さが活かされてましたね。

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RBクリス・カーソンは今季も大きな活躍が期待されましたが、怪我によって4試合欠場しています。それでもパスプレイに絡むことも多くなり、動きとしては悪くなかったと思います。

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オフェンスラインの問題は前述した通りですが、シーズン後半になるにつれてタッチダウンが少なくなっていったのも大きな問題かと。

DK・メットカーフとタイラー・ロケットが抑え込まれると、他にターゲットとなるレシーバーがいないので相手としては守りやすかったんじゃないでしょうか。

 

サック数が多いのはウィルソンの問題でもあるような気もしてきました。

 

ディフェンス

 

2019シーズンに比べると改善されましたが、この成績だとプレーオフで勝ち上がるのは厳しいでしょう。

しかしながら、ジェッツからトレードで獲得したSジャマール・アダムスは大正解でしたね!

 

なんとチームトップの9.5サックを挙げて、ディフェンスバックとしてのシーズンサック記録を更新しています。

ディフェンスライン陣の少なさも問題ではありますが。

 

ただ元々層が薄かったCB陣の影響がモロに出ちゃってますね。パス喪失ヤードはリーグワースト2位で、抑えてほしいときにロングパスを通される印象が強かったです。

 

ロサンゼルス・ラムズ

 

総評

シーホークスとの地区優勝争いには敗れたものの、プレーオフでは見事リベンジを果たしています!

ただディビジョナルラウンドではパッカーズ相手にコテンパンにやられてしまいました。

スーパーボウルに出場しているQBジャレッド・ゴフですが、徐々にその実力を疑問視され、今季も微妙な結果に終わってしまいました。

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ただディフェンスはかなり改善し、リーグNo.1の実力となってます!

オフェンスを上手く改善できればスーパーボウルが現実味を帯びてくるはずです。

 

オフェンス

 

スーパーボウルに出場してるQBですからジャレッド・ゴフの能力は高いと思ってます。

しかし、追い詰められたときに投げ捨ててしまったり勝てる試合を落とすようなプレーが目立ってしまいましたかね、、、。

レギュラーシーズンは10勝しますが、プレーオフ前に親指を骨折して100%の力が出せませんでした。

 

昨年にエースRBトッド・ガーリーを放出していたのですが、そこは新人のキャム・エイカーズと2年目のダレル・ヘンダーソンで上手くカバーしています。

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来季はエイカーズの成長に期待が持てそう!!

 

ディフェンス

 

ディフェンスは文句なし!素晴らしい!!

DLアーロン・ドナルドは自身3回目となるディフェンス・オブ・ザ・イヤーに輝き、29歳となっても全くの衰え知らずです。

 

さらに昨シーズン途中加入したCBジャレン・ラムジーの活躍ぶりもお見事。恐らく今季のNo.1選手となったんじゃないでしょうか!!

 

ただプレーオフでは、パッカーズに32失点も許しています。アーロン・ドナルドが完璧に抑え込まれて、自分たちのリズムを失ってしまった感じがあります。

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アリゾナ・カーディナルス

シーズンの結果(クリックして表示)
日付ホーム試合時間・結果アウェイ

 

総評

あと一歩のところでプレーオフを逃しましたが、大きな注目をされたシーズンだったでしょう!

特にテキサンズからトレードで獲得したWRデアンドレ・ホプキンスの活躍が素晴らしかった!!

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シーズン前半までは地区優勝もあり得る感じだったものの、後半になって急に失速。まだ生まれ変わったばかりのチームですから、今後に期待ですね。

 

オフェンス

 

2019年の全体1位指名選手であるQBカイラー・マレーですが、その指名は間違えではなかったことが証明できたと思います。

小柄な体格を活かして相手から逃げ回ったり、ロングパスの精度も一級品です。

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そしてWRデアンドレ・ホプキンスとの新たなホットラインが凄すぎる!

大逆転を起こしたこのプレーは今後も語られることでしょう。

 

RBケニヤン・ドレイクも6年目ながらキャリアハイの成績を残しています。ただ若くはないドレイクをいつまで使うかは微妙なところ。

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昨年の補強で最も成功したのがカーディナルスのオフェンス陣だったでしょう!!

 

ディフェンス

 

ディフェンス陣もかなり改善されましたね!

LBハーソン・レディックは過去3年間で7.5回のサックだったのに、今季はいきなり12.5サックを記録!!

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ベテランのチャンドラー・ジョーンズが怪我で離脱した穴を埋めてくれました。

 

昨シーズン出場停止を食らったCBパトリック・ピーターソンですが、今季は無事全試合出場して成績も悪くはなかったと思います。

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来季はまたもテキサンズからJJ・ワットが加入しますから、とっても楽しみな布陣になります!!

 

サンフランシスコ・49ers

 

総評

今季最も不運だったのが49ersでしょう

昨年のスーパーボウル出場チームですが、主力選手のほとんどを怪我で失い苦しいシーズンとなりました。

それでも6勝出来てるのでベースの高さがうかがえます。

 

オフェンス

 

オフェンス陣はとにかく怪我人が多かった。

QBジミー・ガロポロをはじめ、RBラヒーム・モスタートにTEジョージ・キトル、WRディーボ・サミュエルといった主力選手みーーんな怪我で途中離脱しています。

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ここまで怪我人がいたらそりゃ勝てないわ、、、。

ただ新人のWRブランドン・アイユークの活躍が見れたりして悪いことだけではなかったようです。

 

ディフェンス

 

オフェンスに比べてディフェンスは踏ん張りましたね~~。

エースCBリチャード・シャーマンと、昨年のディフェンス新人賞のDLニック・ボサなどが怪我で途中離脱したものの、高い組織力で踏ん張った感じがします!

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その中心にいたのがLBフレッド・ワーナーでしょう。

3年目でオールプロとプロボウルに初めて選出される活躍を見せてくれました!

 

とにかく来季は誰も怪我なくプレーしてほしいです。

 

まとめ

今季も色々と話題を振りまいてくれたNFC西地区。ここの地区は高いレベルで競い合ってるので羨ましいです。

ちょっと前まではシーホークス政権でしたが、これからはどのチームが優勝してもおかしくないですね!

 

とにかく怪我人を出さないようにしてほしいものです。

 

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