16試合なのに17週まである!?バイウィークの存在

 

NFLに興味をお持ちの人は、年間スケジュールを見たときに違和感を覚えませんでしたか??

2019シーズン↓
https://nfljapan.com/season_type/reg_w1/2019

16試合しかないはずなのに17週まで予定されてるんです。

 

これはミステリーだ・・・

ではなく『バイウィーク』の存在があるからなんです。

ではそのバイウィークとは何なのか追っていきましょう!

Bye Week

英語で書くとこんな感じです。

Byeとは”バイバイ”と同じスペルですが、こちらは”不戦勝、試合のない”などの意味があるそうです。

 

直訳すると『試合のない週』

NFLはほとんどが週末に行われます。
なのでバイウィークの週は、試合がなくお休みの週ってことになりますね。

 

なぜあるの?


バイウィークは1990年から導入されました。

導入した理由としては、シーズンを1週間長くすることでテレビの収益を増やせるからです。
たった1週増やすだけでも人気者のNFLは莫大な利益を得ることができるので、導入されました。

もちろん選手の負担軽減もありますけどね!

欲張りさんなNFLはバイウィークを2週に増やそう!と提案していますが、中々支持を得られていません。

将来的には2週になっちゃうかも・・・。

 

どのタイミング?

ではどのタイミングでバイウィークが来るのか。

それはチームによって変わってきます。とあるチームは4週目に来ちゃったり、あるチームは12週目と遅かったりします。

1番多いのは10週目ですね!

 

全チームが一斉にお休み!ってわけではなく、9週間ぐらいにわたって休んでいきます。

なのでNFLの試合がない週はありません!!
毎週がハッピー!!!

 

でも応援してるチームがバイウィークに入ってしまうと、週末の楽しみが消え去ります・・。

 

休みの日は何してる?

たった1週の休みですが、選手にとっては貴重なシーズン中の休みです。

この期間ばかりは選手も好きな時間を過ごします。

NFLのドキュメンタリー”All or Nothing”を見る限りでは、釣りに行ったり母校に行って生徒にアドバイスをしたり、チームメイト同士でBBQしたりと有意義に過ごしてます。

Embed from Getty Images

 

しかしコーチ陣はそうはいきません。

バイウィークは流れの転換点と呼ばれてます。

調子のよかったチームが急に負け始めたり
負けて他チームが上がり調子になったりします。

なのでコーチ陣は作戦やデータの見直しを毎日行ってるわけですね。

いやー頭が上がりません!

 

まとめ

NFLの特殊なスケジュールを紹介しました。

・バイウィークはWeek4からWeek12にかけてある。
・チームごとによって変わる。
・少しでも放送期間を長くしたいから導入された。
・バイウィーク明け調子が変わりやすい。

 

野球やサッカーのファンの方からは
「1週間ごとにたった16試合なんだから休むんじゃねぇ!」

と怒られそうですが、アメフトは相当ハードなコンタクトスポーツなので、勘弁してやってください・・・。

 

あわせて読みたい

Twitterでフォローしよう