ポジション紹介第3弾!!
今回はスペシャルチームです。
あまり目立たないポジションですが、ここの良し悪しが勝敗に大きく関わるんです。
ではどんなポジションがあるのか
迫ってみましょう!!
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キッカー(K)
ボールを蹴る専門がキッカーです。
シンプルですね~(笑)
アメリカンフットボールと言いながら、ボールを蹴るシチュエーションはたったの3つだけです。
①フィールドゴールを狙う
②試合開始、得点後のキック
キッカーはこの2つを担当しています。
フィールドゴールは3点なのでタッチダウンの半分ですが、勝負を左右する場面で使われることがあります。
これを決めれば勝ち、外せば負け。
そのような場面で蹴るので強いメンタルが必要です。
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パンター(P)
パントをする専門がパンターです。(そのまんまw)
パントとは3rdダウン失敗後、フィールドゴールも狙えない位置にいるときにボールを蹴って陣地を回復することです。
いいパントは高く上げてエンドゾーンギリギリで止まるようなパント。
PERFECT PUNT. #Titans #NFLPlayoffs
📺: #TENvsNE on CBS
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Watch free on mobile: https://t.co/EF5fHZbZSf pic.twitter.com/4uzmmfw2BF— NFL (@NFL) January 5, 2020
キッカーとの違いは、ボールを置かずに手に持った状態で蹴るとこです。なので同じボールを蹴るポジションでもキッカーとパンターは違う選手が担当します。
リターナー(R)
パントやキックで蹴られたボールをキャッチして前進するポジション。
蹴られたボールはもの凄い回転で落ちてくるので正確にキャッチできる技術と、相手をかわしながら進める俊敏性、スピードが求められます。
WRやSなどのポジションが担うこともあります。
リターナーはそのままタッチダウンを取りに行けます。(リターンタッチダウン)
これはスペシャルチームのビッグプレー!!
.@DedeTHEGreat11. SO GREAT.
74-yard punt return TOUCHDOWN!
📺: CBS #DUUUVAL pic.twitter.com/5gcFY23voJ
— NFL (@NFL) December 16, 2018
ロングスナッパー(LS)
フィールドゴールやパントの際に遠くにスナップ※するポジション。
通常の攻撃ではOLのセンターというポジションがスナップをしますが、キックプレイの時はこのロングスナッパーが行います。
なぁんでこんなに長い距離スナップするかというと、ボールを蹴るまで時間がかかるので相手に倒されないよう、距離を取っておく必要があるんですね。
スナップは意外と技術が必要で、通常のスナップでもミスすることがあります。それを遠くに、しかも確実にスナップするのは至難の業です。
LSは約10mも離れた選手に正確にスナップします!
※スナップとは・・・
プレーを始める際にOLのセンターが、地面に置いたボールを股の下から後ろにパスをしてQBに渡します。
ホルダー(H)
フィールドゴールを狙う際にLSがスナップしたボールをキャッチして、キッカーが蹴りやすいように置くポジションです。
・・・たったそれだけです。笑
と言ってもやはり重要なポジションです。
LSがスナップしてキッカーが蹴るまで約1.5秒。その間にボールをキャッチして、キッカーが蹴りやすい向きにボールを置きます。
蹴りやすい向きは、ボールの縫い目が横向きになること。足に当たるところに縫い目が来ると真っ直ぐ蹴ることができません。そんな細かな作業を瞬時にやってのけるのです。
ホルダーがミスるとこんな悲劇になります。
※タイトルをクリックして再生してください。
しかし出番は相当少ないのでパンター、若しくは控えQBが兼任することが多いみたい。
パンターはキッカーと同じようなポジションなので一緒に練習することが多く、コミュニケーションが取りやすいからです。控えQBはフェイクプレー(キックと見せかけて、ホルダーがパスを出したり)がしやすいから、配置されます。
最近では、N●Kのチコちゃんのおかげで脚光を浴びてるかも⁉
まとめ
スペシャルチームのポジションを5つ紹介しました。
さて、簡単にまとめると・・・
フィールドゴールやキックオフ時のキッカー。
・P(パンター):
陣地回復の際に空高く蹴る人
・R(リターナー):
キックされたボールをキャッチして前進する人。WRなどが兼任する場合もある。
・LS(ロングスナッパー):
PやHにロングスナップで渡す人。
LSからボールをキャッチしてKが蹴りやすい位置に置く人。Pや控えQBが兼任することが多い。