前はレッドスキンズだったんだよ。
設立:1932年
本拠地:ワシントンD.C.
名前の由来
2019年までは『ワシントン・レッドスキンズ』という名前でしたが、2020年に名前の変更を決定。新しい名前が決まるまでは『ワシントン・フットボール・チーム』という名前でやっていきます。
レッドスキンズの由来
元はブレーブスという名前でしたが、移転する際に名前もレッドスキンズへと変更になりました。
なぜレッドスキンズなのかというと、ブレーブス=インディアンの勇者という意味なので、次のチームもアメリカ・インディアンに関係する名前がいい!ということになったそう。
そのままインディアンズだとすでにMLBであるので、俗語のレッドスキンズが使用されることに。
名前変更への運動
2020年6月にアメリカ全土でBLM運動が始まると、よりレッドスキンズへの批判が高まってきます。
そしてレッドスキンズのスタジアムの命名権を持ち、チームの所有権も一部持っている大手物流会社フェデックスが「名前を変えなければ命名権を解約する」と表明したのです。これにナイキやペプシコなどの大企業も賛同。
その結果、さすがにこれはまずいと思ったのか7月にチーム名の変更とロゴを変更すると発表されました。
新しい名前が決まるまでは『ワシントン・フットボール・チーム』として活動し、恐らく2021年シーズンから新しい名前になると思われます。
詳しくはこちらの記事で⇩
拠点 / スタジアム
拠点はワシントンDC。
ご存じの通りアメリカの首都になります。
ホワイトハウスや国会議事堂、スミソニアン博物館など観光地もたくさんありますね!
よくワシントン州にワシントンDCがあると勘違いされますが、ワシントンDCは州に属してません。
ワシントン州ははるか遠くにあります(笑)
スタジアムは「フェデックスフィールド」
ワシントンDCにはなくお隣のメリーランド州にあります。
愛称は“ビックジャック”
これはスタジアムの前の名前がジャック・ケント・クック・スタジアムだったので、その愛称が引き続き使われています。
チームカラー
ゴールドとバーガンディーです。
バーガンディーとは俗に言うワインレッドですね。
そしてロゴはWashingtonの『W』。
これも仮決定で新しい名前が決まるまでです。
前までのロゴとレッドスキンズという名前はかなり問題になっていました。
アメリカは過去の歴史から人種問題に敏感です。
特にアメリカ・インディアンに対しては、虐殺や迫害など暗い過去を持っています。
今になってインディアンをモチーフにしているチームは、名称やロゴを撤廃しようとする動きが出てきました。
真っ先に問題になったのがレッドスキンズです。
赤い肌というアメリカ・インディアンに対する蔑称は当人だけでなくアメリカ中が問題視しました。
オバマ前大統領も「もし私がオーナーならすぐに名前を変更する」と名指しするぐらい問題視されてます。そしてBLM運動が激化する中でレッドスキンズの名前とロゴも変化を求められたのです。
次は皆に愛される名前とロゴになるといいですね!
最近の成績
有名選手
QB/ドウェイン・ハスキンス
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2019年入団の若手QB。
強肩が売りですが、ちょっとドンくさいとこも。
これからレッドスキンズを引っ張っていけるか注目です。
RB/エイドリアン・ピーターソン
2007年にデビューの超ベテラン選手。
レッドスキンズが4チーム目となります。
10年以上ずっとトップレベルの成績を残していて、35歳となっても前線で活躍してくれてます。
2019年には来日してイベントを開いてくれました。
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