全てのチームがスーパーボウル優勝を目指して、白熱した試合を繰り広げてくれます。
でもそもそもの疑問。
NFLって順位どうやって決まるの?
これが分からないとNFLは楽しめない!
ということで今回はNFLの順位の決め方について説明していきます。
カンファレンスと地区
まずはチームの所属について説明します。
NFLは2つのカンファレンスに分かれます。
AFC(American Football Conference)
NFC(National Football Conference)
各カンファレンスに16チーム所属してます。
2つの違いは歴史的背景だけでルールや制度などは全く同じ。日本のプロ野球で言えばパリーグとセリーグ的な存在ですね。
そしてそのカンファレンスの中には4つの地区が存在します。
東地区、西地区、北地区、南地区で各地区に4チームが所属。
なので全部で8つの地区が存在するわけですね。
例えばジェッツだったらAFC東地区。
シーホークスならNFC西地区となります。
地区優勝
各チームは1シーズンで16試合行います。
少ないですねぇ・・・。
16試合の結果で順位が決まりますが、各地区の1番勝ったチームが地区優勝となります。(勝ち数が同じだったら直接対決の結果で決まる)
地区優勝チームはプレーオフに進出できます。
プレーオフは1発勝負のトーナメント方式。
そしてプレーオフには14チームが進出できる。
・・・あれ?8地区なのに14チーム?
と思った方、するどいです!!笑
地区優勝した8チーム+6チーム出れるんです。
ではこの6チームは何なのかご説明しましょう。
ワイルドカード
日本ではあまり馴染みのない言葉ですね。
ワイルドカードとは、
”トーナメントの参加権を持っていないチームが、特別に参加できるように設けられた特別枠”。
プレーオフに進出できるのは地区優勝した8チームですが、ワイルドカード枠で+6チームも出場できるんです。
ではその決め方とは。
各カンファレンスで地区優勝したチームを除いて勝率が高かった4チームがワイルドカードになります。
下の順位表の黄色で囲まれてるのがワイルドカード。
例えばAFC西地区では2位だったチャージャーズ。AFCの中では勝率が地区優勝したチームを除いて1位だったので、プレーオフに進出できます。
ワイルドカードの意味合いとしては、同じ地区に強いチームが集まってしまった場合の公平さを取るためです。
※2019シーズンまではワイルドカードは4チームだったのですが、ルール改正によって6チームに増えました!
プレーオフ
地区優勝したチームとワイルドカードの12チームがプレーオフに進出できます。
プレーオフに出れるチームをまとめると
- AFC/NFCの北地区優勝チーム
- AFC/NFCの南地区優勝チーム
- AFC/NFCの東地区優勝チーム
- AFC/NFCの西地区優勝チーム
- AFC/NFCで優勝チームを除いた勝率1位のチーム
- AFC/NFCで優勝チームを除いた勝率2位のチーム
- AFC/NFCで優勝チームを除いた勝率3位のチーム
プレーオフは1発勝負のトーナメント方式で優勝チームを決めていきます!
勝率によってシード権も出てくる。
こちらに詳しい内容が書かれてるので参考にしてみてください。
スーパーボウル
AFCとNFCのチャンピオンが激突するシーズンのクライマックスがスーパーボウル。
NFLの優勝決定戦で国民イベントになってます。
こちらももちろん1発勝負。
会場は5年前ほど前から決められます。
開催が2月なので暖かい地域で行われることが多い。
そして優勝したチームがその年のNFLチャンピオンとなります。
現役選手でスーパーボウル制覇をするって凄く難しいこと。狭き門のNFLのさらに狭き門をくぐらないとできません。
そんな中、生ける伝説トム・ブレディ様は6回も優勝しちゃってますけどね(イヤミ)
まとめ
今回は順位の決まり方をざっと紹介しました。
まとめてみましょう!!
・さらに東西南北の地区に分かれる
・地区優勝したチームを除いた勝率の高い4チームがワイルドカード
・12チームがプレーオフに進出できる
・優勝決定戦はスーパーボウル
野球と違って試合数がとっっても少ないのでシンプルです!
そして1発勝負のプレーオフもしびれる!!
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