レッドスキンズの新しい名前の決定はまだ先になりそうです。
BLM(Black Live Matter)運動によって、ワシントン・レッドスキンズの名前とロゴが変更されることが発表されてました。
しかし新しい名前はそう簡単に決まるものではなく、正式に決定するまでは「ワシントン・フットボール・チーム」という名前で活動することとなりました。
It begins here... pic.twitter.com/CHCCZ64W81
— Washington Football Team (@WashingtonNFL) July 23, 2020
これまでの流れを見ていきましょう。
今までも非難されてた名前
ワシントン・レッドスキンズの名前が問題視されたのは、決して今に始まったことではありません。
アメリカ先住民のアメリカ・インディアンの俗称である「レッドスキン」は、肌の色を差別していると非難が多かったのです。
あのオバマ元大統領ですら「もし私がオーナーならすぐに名前を変更する」と名指して指摘するほどだったのですが、これまでのオーナーは頑なに拒み続けてました。
それはレッドスキンズという名前は90年近い歴史があるのと、決して差別のために付けたわけじゃないということがあったからと言われてます。
BLM運動によりスポンサーからの圧力
2020年6月にアメリカ全土でBLM運動が始まると、よりレッドスキンズへの批判が高まってきます。
そしてレッドスキンズのスタジアムの命名権を持ち、チームの所有権も一部持っている大手物流会社フェデックスが「名前を変えなければ命名権を解約する」と表明したのです。これにナイキやペプシコなどの大企業も賛同。
その結果、さすがにこれはまずいと思ったのか7月にチーム名の変更とロゴを変更すると発表されました。
スポンサーからの圧力で変更に踏み切るってのもどうかと思いますが・・・。
今シーズンは仮名称で活動
そこからすぐにどんな名前になるのか予想合戦が始まりました。
有力候補には・・・
- レッドテイルズ
- レッドホークス
- レッドウルブズ
- ウォリアーズ
の4つが挙げられてます。
しかしそんなすぐに名前とロゴが作れるわけもなく、今シーズンは仮名称「ワシントン・フットボール・チーム」というありきたりな名前で活動することになりました。
チームカラーは前と変わらずゴールドとバーガンディー。
ヘルメットのロゴが入ってた部分には、ロゴは入れずに選手の背番号を入れるそう。チャージャーズと同じですね。
まとめ
大きな動きとなってるBLM運動。
これを機にアメリカだけでなく世の中がチェンジを求められ、変わっていくのだと思います。
何がともあれ選手たちの気持ちは#WeWantToPlayで、我々ファンの気持ちは#WeWantToWatchでしょう。
ワシントンも皆から愛される新しい名前が決まるといいですね!!