【ルール解説】フラッグってなに?~アメフトの反則を知る~

 

ポーツに反則は付き物。
そしてアメフトの反則の種類はけた違いに多い。

アメフトが難解なスポーツと思われてしまうのも、この反則の多さと複雑さからでしょう。

まずは反則の基本情報を紹介します!

反則=フラッグ

他の球技では反則があるとホイッスルを鳴らして、プレーを止めますよね。

アメフトでは反則してもプレーは止めません。
(プレー前の反則は止める場合がある。)

プレー後に反則があったことを知らせるために、反則が起こった時点でフラッグを投げます。

これは「ペナルティ・フラッグ」と呼ばれていて、NFLでは黄色いフラッグを使用してます。

中には砂や豆が入ってて、反則が起こると審判は反則地点に投げ込む。

反則があるとフラッグが投げられるので、反則のことをそのまんまフラッグと呼びます。

ちなみにフラッグを投げ入れた後に、さらにまた反則があった場合は「帽子」を投げます。笑

 

反則のペナルティは罰退

サッカーやバスケなどと大きく違うのは
反則のペナルティ。

フリーキックやフリースローなどではなく、罰退ということで次のプレーの位置が変わります。

オフェンスのペナルティであれば後ろに戻って再開
ディフェンスであれば、オフェンスチームがさらに前に進んでからの再開となります。

 

じゃあ何ヤード罰退を受けるのかというと、反則の種類によって変わってきます。

最低でも5ヤード、最高で15ヤード罰退。

また、反則地点によって変わるものもあります。

 

反則後のコール

アメフトでは反則の種類が多いので今なんの反則が起こったのか分かりません。
そこでフラッグを投げた後に、審判が観客に向かってコールをしてくれます。

さすがショースポーツ。観客には優しいですねぇw

 

どんな風にコールするかというと・・

・反則の名前
・反則したのはどっちか
・反則を起こした選手の背番号
・罰退の距離

 

だいたいこの順番でコールされます。

この動画はおもしろコール集ですが、参考にしてみてください。笑

 

英語で例を書いてみると

"Holding, Offense, No.72, 10yards penalty"

(オフェンス側の背番号72番がホールディングという反則をしたので10ヤードの罰退)

といった感じで言ってくれるので反則の名前さえ知ってれば何となく分かります!

 

まとめ

今回は反則の基本情報ということで軽めに紹介しました!

*反則が起こったらフラッグを投げる。
*プレー後の反則は止めない。
*ペナルティは距離で科される。(罰退)
*反則後は審判によるコールがされる。

 

こう見てみると非常にシンプル。
(罰退の距離を除けば・・・)

反則の数も勝敗に大きく繋がります。時には反則によって直接勝敗が決まることも。

 

反則ですら面白いだなんて

やっぱりアメフトはいいもんですね!

 

あわせて読みたい

Twitterでフォローしよう