今年もやって来ました。
毎年オフシーズンに本家NFLが【NFL Top 100】という企画をやってくれます。これに選ばれたからといってキャリアに影響はないんですが、何もイベントがないこの時期なのでファンとしてはちょっぴり嬉しい。
10人ずつサクッと紹介していきたいと思います!
前年の活躍からその年のベストプレイヤーを選ぶ。
NFLプレイヤー自身が選ぶので、人気ではなく本当の実力が分かってくる。
100位 ジェームズ・ロビンソン
/ James Robinson
所属チーム | ジャクソンビル・ジャガーズ |
ポジション | ランニングバック(RB) |
生年月日 | 1998年8月9日 |
出身大学 | イリノイ州立大学 |
ドラフト順位 | ドラフト外(2020) |
昨年の順位 | ランク外 |
ロビンソンは2020年にドラフト外で入団。あんまりドラフト外で活躍できる選手って多くないんですが、エースRBとしてジャガーズの攻撃陣の中心選手となります!!
シーズン1,070ヤードのランはリーグ5位の記録となり、不振だったジャガーズの希望の光となりました。
A bruiser with balance, @Robinson_jamess finished 9th in yards from scrimmage in 2020.
📺: #NFLTop100 on @nflnetwork pic.twitter.com/IOID9gkOFJ
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) August 15, 2021
しかしジャガーズは今年のドラフト1巡目でRBトラビス・イーティエンを指名。どちらかを先発として起用するのか、それとも2枚看板として使い分けていくのか。
2年目にして正念場を迎えそうなロビンソン君なのです。
99位 ブランドン・グラハム
/ Brandon Graham
所属チーム | フィラデルフィア・イーグルス |
ポジション | ディフェンスエンド(DE) |
生年月日 | 1988年4月3日 |
出身大学 | ミシガン大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体13位(2010) |
昨年の順位 | ランク外 |
33歳、キャリア11年のベテラン選手。
体重120㎏とは思えないスピードで突っ込んでくるのは、相手にとってはかなり脅威ですね。さらに凄いのはこのNFLの世界でながーいこと活躍してるとこ!もうイーグルスの顔と言っていい選手なんじゃないでしょうか。
#Eagles pass-rusher Brandon Graham is working on a new contract extension with the team to help with cap space, per @JFowlerESPN
Likely a 1-year deal.pic.twitter.com/RaV4N0xSXZ
— Dov Kleiman (@NFL_DovKleiman) March 15, 2021
動画を見ていると結構おしゃべりな感じがあって好印象です!
98位 ブランドン・シャーフ
/ Brandon Scherff
所属チーム | ワシントン・フットボール・チーム |
ポジション | オフェンスライン(G) |
生年月日 | 1991年12月26日 |
出身大学 | アイオワ大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体5位(2015) |
昨年の順位 | ランク外 |
ブランドンが続きました。
こちらもプロボウル4回、オールプロ1回選出されている安定した選手です。動画を見る限りではミスが少ないように感じますね。さらにランプレイの時には結構奥の選手までブロッキングしにいってます。
年齢も29歳とオフェンスラインとしてはこれからさらに活躍できることでしょう!!
97位 カイル・ユーズチェック
/ Kyle Juszczyk
所属チーム | サンフランシスコ・49ers |
ポジション | フルバック(FB) |
生年月日 | 1991年4月23日 |
出身大学 | ハーバード大学 |
ドラフト順位 | 4巡目全体130位(2013) |
昨年の順位 | ランク外 |
ユーズチェックはフルバックというあんまり聞かないポジションの選手。ランニングバック(ハーフバック)の選手が通る道を切り開くのがフルバックの役割です。
NFLではフルバックを使った作戦が少なくなって絶滅しそうだったんですが、49ersは積極的にユーズチェックを使ってスーパーボウルまで進んでいます。ユーズチェックのおかげでNFLに再度フルバックの必要性を感じさせたわけです!!
Kyle Juszczyk’s blocking is savage 😤💪🏽🧃 #49ers | #FTTB
🎥: @thecheckdown pic.twitter.com/b6dNa6zl14— OurSF49ers (@OurSf49ers_) March 15, 2021
ユーズチェックはただ道を切り開くだけじゃなくて、自らタッチダウンを取りに行けるので相手からしたら厄介ですね。非常に神経を使わせる選手です。
96位 コール・ビーズリー
/ Cole Beasley
所属チーム | バッファロー・ビルズ |
ポジション | ワイドレシーバー(WR) |
生年月日 | 1989年4月26日 |
出身大学 | 南メソジスト大学 |
ドラフト順位 | ドラフト外(2012) |
昨年の順位 | ランク外 |
ビースリーはドラフト外でカウボーイズに入団。2018年まで7年間プレーしていましたが、正直印象に残っていない選手でした。2019年にビルズへ移籍すると存在感を増してきて、31歳で迎えた昨季はキャリアハイの967ヤードを記録!!
Easily Cole Beasley bro! https://t.co/UaPlsevGvt pic.twitter.com/6h8jWZuuxI
— SeaBrayden09 (@SBrayden09) August 17, 2021
ステフォン・ディグスというエースWRが加入した影響もありますが、30歳を超えてもなお成長する姿には尊敬に値します。しかもドラフト外入団だし、身長は173㎝でかなり小さめなのに凄すぎ。
それにしても96位で登場はちと早い気がします。
95位 トレデビアス・ホワイト
/ Tre'Davious White
所属チーム | バッファロー・ビルズ |
ポジション | コーナーバック(CB) |
生年月日 | 1995年1月16日 |
出身大学 | ルイジアナ州立大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体27位(2017) |
昨年の順位 | 47位 |
ビルズの選手が連続のランクイン!!
ホワイトの特徴はなんといっても高い身体能力。自分よりもデカい選手相手にジャンプで負けないし、どんなレシーバーにもスピードで負けていない。
Tre'Davious White is #BillsMafia.#BALvsBUF | @TakeAwayTre_ pic.twitter.com/AyP3PPhZyH
— Buffalo Bills (@BuffaloBills) January 17, 2021
観ていて楽しくなる数少ないCB選手!
2019シーズンはインターセプト数で1位タイになったこともあってランクも47位と高かったです。でも2020シーズンも数字は落ちてるけど、もっと上位の活躍だったと思うんだけどなぁ。
94位 ジャービス・ランドリー
/ Jarvis Landry
所属チーム | クリーブランド・ブラウンズ |
ポジション | ワイドレシーバー(WR) |
生年月日 | 1992年11月28日 |
出身大学 | ルイジアナ州立大学 |
ドラフト順位 | 2巡目全体63位(2014) |
昨年の順位 | 61位 |
2020シーズンもチームトップのレシーブを記録したランドリー。18年ぶりにプレーオフ進出したブラウンズを支えてたと言っても過言ではないでしょう!
レシーブの能力は申し分ないですが、スローイング技術もなかなかなもの。大学の同級生でもあるベッカムJrに投げたタッチダウンパスはレシーバーとは思えないほど!!
JARVIS LANDRY THROWS A TOUCHDOWN TO OBJ! #Browns
📺: #CLEvsDAL on FOX
📱: NFL app // Yahoo Sports app: https://t.co/wvEEn0SFTV pic.twitter.com/InkYL6GjVP— NFL (@NFL) October 4, 2020
紫の髪型もかっこよかったね。
93位 T・J・ホッケンソン
/ T.J. Hockenson
所属チーム | デトロイト・ライオンズ |
ポジション | タイトエンド(TE) |
生年月日 | 1997年7月3日 |
出身大学 | アイオワ大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体8位 |
昨年の順位 | ランク外 |
恥ずかしながら名前も聞いたことがなかった選手です、、、。調べたら2019年のドラフトで全体8位と超超超上位で指名されていました。2年前の自分は何を見ていたのでしょう。
プレーの動画を見てみるとブロッキングが非常にうまい印象。しっかりとランプレイのために穴を空けてくれてます。さらにレシーブでも2020シーズンはTEの中で3位となる723ヤードを記録していました。
まだ24歳ですから今後、49ersのジョージ・キトルのような選手になっていくんじゃないでしょうか!!
92位 ジェイソン・ケルシー
/ Jason Kelce
所属チーム | フィラデルフィア・イーグルス |
ポジション | オフェンスライン(C) |
生年月日 | 1987年11月5日 |
出身大学 | シンシナティ大学 |
ドラフト順位 | 6巡目全体191位 |
昨年の順位 | 94位 |
ランキング常連のケルシーが昨年よりも2つ順位を上げて登場。
ケルシーの凄さを一言で表すと「安定」です。オフェンスライン、特にボールをスナップするセンターにとって安定感はとっても求められます。ずっと試合に出場し続けるコンディション作りもお見事です。
弟はチーフスのTEトラビス・ケルシー。
兄弟そろってスーパーボウルを別チームで制覇しているなんて、親御さんも鼻高々でしょう!
91位 コーリー・デイビス
/ Corey Davis
所属チーム | ニューヨーク・ジェッツ |
ポジション | ワイドレシーバー(WR) |
生年月日 | 1995年1月11日 |
出身大学 | 西ミシガン大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体5位 |
昨年の順位 | ランク外 |
デイビスは昨年までタイタンズに4年間所属し、今年にジェッツへと移籍しています。
191㎝、95㎏とレシーバーとしてはかなり大きいサイズで、ビシバシ走ってくるから相手ディフェンダーにとっては厄介以外の何者でもない。
タイタンズのエースレシーバーであるAJ・ブラウンと息ピッタリだっただけに移籍は寂しいですが、新天地ジェッツでエース級の活躍を見せてほしいです!!
AJ Brown and Corey Davis 😂🤩 pic.twitter.com/llvPl4IeW0
— Titans DieHards (@TitansDieHards) December 9, 2020