怪我人が多く出ている今シーズンの中でも、最もショッキングな悲報が届きました。
カウボーイズのQBダク・プレスコットがWeek5の試合中に足首を骨折し、今シーズンは出場できないことになりました。
ジャイアンツ戦で骨折
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Week5で同地区のライバルであるジャイアンツと戦っていたカウボーイズ。
プレスコットがタックルを受けた後に、右足首がまずい方向に曲がってしまいました。
その時の動画を載せますが、まぁまぁショッキングなのでご注意ください。
“Oh, no. Oh no!!!! Dak Prescott broke his ankle. 😫😖 #DallasCowboys pic.twitter.com/ko0kWgCXK5
— Monkey Knife Fight 🐵🔪👊💰 (@mkf) October 11, 2020
こんな方向に曲がってて無事なわけがありません。
すぐさまチームドクターなどが駆け付け、カートでスタジアム裏に運ばれて行きました。
チームメイトがショックを受けていたり祈っている姿を見ると、QBとして慕われていたんだなと感じます。
また昨年までHCとして関わっていた現ジャイアンツのコーチも駆けつけて、心配そうに見つめていました。ジャイアンツの選手も声をかけていた。
Prayers for DAK 🙏 @dak pic.twitter.com/tmnzrvFnMK
— The Checkdown (@thecheckdown) October 11, 2020
運ばれるときに感極まって涙してしまったプレスコット。
最後まで戦えない悔しさとキャリアが終わってしまうかもしれない恐怖心、祈ってくれている仲間への想いなどが込み上げてきたんでしょうね。
観ているこちらもウルっときてしまいました。
高い勝率を誇っていたプレスコット
プレスコットは2016年のドラフトで4巡目全体135番目とQBとしては低い順位で指名されました。
控えQBとしての扱いだったんですが、先発選手が怪我で出場できなると代わりに出たプレスコットが大当たり!
いきなり13勝を挙げて地区優勝を果たします。
そして昨年までの4年間で通算40勝24敗と勝てるQBとなり、負け越したシーズンは未だありません。
そんなプレスコットの武器は広い視野と強いフィジカル。
Run @Dak Run! #WPMOYChallenge + Prescott#FinishThisFight pic.twitter.com/ralOsZ63MQ
— Dallas Cowboys (@dallascowboys) January 6, 2019
QBながら相手に思いっきりぶつかって負けないフィジカルがあります。
今年は大事な1年だった
プレスコットは昨年で契約が満期となったんですが、チームがフランチャイズタグ(高額だけど1年だけの契約で様子を見る)を使いました。
つまり今年結果を出さないとチームと大型契約を取りにくいし、他のチームともいい条件で契約が取れなくなってしまいます。
そんな中で大怪我をしてしまったプレスコット。
カウボーイズのフロント陣は「来年もプレスコットと契約する」と言っていますが、実際どうなるかは分かりません。
Week4まででパス獲得ヤード数でぶっちぎりのトップだったプレスコットなので、残念で仕方がありません。
まとめ
今のところキャリアが終了するほどの大怪我とは報道されていませんが、厳しいリハビリが待っているのは間違いないです。
プレスコットはNFLを代表するQBだったので、早く復帰してまた活躍できることを祈っています!!
そしてなるべく怪我人は出てほしくない・・・。