前回の記事で
「オフシーズンの過ごし方」について書きました。
今回はNFLとは違うリーグなのですが、純粋にアメフトが好きだ!!って方向けにおすすめのアメフトリーグをご紹介します!!
新リーグ『XFL』って何ぞや?
簡単に説明すると「NFLとは別のアメフトのプロリーグ」です。
日本のアメフトリーグのX Leagueに名前が似ていますが、こちらは社会人リーグなのでちょっと違います。
新リーグと言ってますが実は以前もありました。
2001年に1年だけ存在してましたが、2020年にめでたく復活したというわけです。
チーム数は8チームで、ウェスタン・カンファレンスとイースタン・カンファレンスに分かれます。
NFLと同じく各都市に本拠地を構えていて
*シアトル *ロサンゼルス *ヒューストン *ダラス
*タンパベイ *セントルイス *ニューヨーク *ワシントンDC
の8つの都市にチームがあります。
NFLのチームがある都市ばっかりですね!
セントルイスは前にラムズがいたので、実績はあります。
そして毎週末に試合を行って10週戦います。
各カンファレンスの2位までがプレーオフに進出して、最後には優勝決定戦が行われます。
XFLはプロレス団体が経営!
XFLはなんとプロレス団体WWEによって作られてます!
日本人レスラーの中邑真輔選手でもおなじみですね!
WWEのCEO、ビンス・マクマホンさんが3年間で5億ドルを費やして復活させてくれました。
なーんでプロレス団体がアメフトリーグを作ってくれたのか、様々な理由はあると思いますがショースポーツとして成功しているWWEのノウハウを活かして、集客を試みてるんだと思います。
今までもこの手のプロリーグは作られてたんですが、どれも失敗ばかり。やはり超巨大なNFLがある限り、他のプロリーグは要らねえよ。と思ってしまう人がたくさんいました。
そこでプロレス界で成功しているWWEが「俺たちのやり方なら成功するぜ!!」といった感じでリーグを作ってくれたんですね。ありがたや。
ちなみにオーナーのビンス・マクマホンさんはさぞ良い人かと思ったんですが、かなり口が悪く「悪のオーナー」と呼ばれてます。笑
NFLとXFLの違いは?
ルールは基本同じですが、怪我防止のためにキックオフやパントのルールが違ってます。
キックしたチームは通常キックした瞬間に動きますが、XFLだと相手がキャッチするまで動けません。そしてスタンバイしている位置も両チームとも近くなっていて、MAXスピードで衝突しないように工夫されてます。
その他のルールについてはウィキさんがよくまとまってるので、こちら参照ください。笑
https://ja.wikipedia.org/wiki/XFL
あと規模もかなり違いますねぇ。
NFLなら1試合当たり7万人弱の観客が来ますが、XFLは1万人程度を予想しています。
まだ1年目なので身の丈に合った計算をしてるんですね。「悪のオーナー」も意外と堅実だな。
あとは試合時間を短くするようにしたり、気軽に来てもらえるようにチケット料金を安く設定したりしてます。
面白いのは、試合中でもフィールドにいるヘッドコーチや選手にインタビューして、それがスタジアムに流れちゃいます。そして注目選手にはマイクが内蔵されていて試合中の声や衝撃音がスタジアムに流れるようになってます。
これって革新的ですね!ライブ感があってすごくいいアイデアだと思います!NFLも真似したくてもできませんね。笑
まとめ
毎年失敗してるプロリーグが存在する理由は、NFLに入れない選手のための活躍の場を提供したいからです。
NFLからドラフトを受けなくても諦めきれず、違うプロリーグで活躍してNFLの目に留まるようにしたり、大学に行けなかった選手がNFLに入るためにはこういった場がないと入れないので、どうしても必要になってくるんですね。
でもなんで失敗続きかと言うと、「アメフトロス」じゃなくて「NFLロス」の方が多いんです。だから他のリーグをやっても興味を持ってくれない。
そんなところにXFLは家族向けの気軽に応援できるリーグとして、新たな地位を確立しようとしてます。
XFLが成功するのか気になりますね!!
そして試合を観たい方は、残念ながら日本での放送はありませんがいくつかのストリーミングサイトでは観れるそうです!
試合の方は既に4週目が終わってしまってます!!
気になる方は早めにチェーーック!
──XFL公式HP──
https://www.xfl.com/en-US