ドラフトも終わっちゃってNFL界隈はすっかり静かになっちゃってましたが、久々に心躍るニュースが!!!
元ファルコンズのエースレシーバー、フリオ・ジョーンズがタイタンズに移籍!
前からトレードに出されていたので移籍するって噂されてましたが、タイタンズってのはちょっと予想外でした。
改めてどんな選手なのかご紹介します!
プロフィール
生年月日 | 1989年2月8日(32歳) |
身長体重 | 191cm, 100kg |
出身大学 | アラバマ大 |
受賞・記録 | *プロボウル選出(2012, 2014–2019) *オールプロ選出(2015,2016) *年間レシーブヤードリーダー(2015,2018) *2010年代オール選抜選出 |
高校時代から一目置かれる選手だったジョーンズですが、陸上競技でも州のチャンピオンになってしまうほどの身体能力オバケ。
名門アラバマ大学に進学し1年目から大活躍!
2年目には全米優勝も果たし3年を終えた時点でNFLにアーリーエントリーをします。
2011年ドラフトでは1巡目全体6位でファルコンズから指名を受けます。その年のとしては2番目の指名でファルコンズはトレードアップしてまで指名しました。
ちなみにジョーンズよりも早く指名された選手は、キャム・ニュートンやボン・ミラー、AJ・グリーンにパトリック・ピーターソンという豪華な顔ぶれでした。この年は当たり年だったんですね!!
特徴はレシーバーとしてはかなりな高身長でありながらハンパないスピードで相手を巻きます。
そして球際の強さと勝負強さが印象的で、困った時にはジョーンズに投げれば何とかなる!って思わせてくれるほど逆転劇も演出してくれます。
.@juliojones_11 has some ridiculous catches on his highlight reel. ‼️ pic.twitter.com/lQxIHkq6K2
— NFL (@NFL) June 6, 2021
ファルコンズで過ごした10年間
2011年にファルコンズへ入団してからどこのチームにも移籍することなくずっと活躍し続けていました。
怪我で出場が少なかった2014年と2020年以外のシーズンではほとんど1,000ヤード越えを記録し、平均レシーブ獲得ヤードはNFL記録にもなっています!
特に思い出深いのは2016シーズンですね。
2015シーズンに初めてレシーブヤードリーダーとなって他チームからかなりマークされながらも、QBマット・ライアンとのホットラインは崩れることはありませんでした。
プレーオフでも大暴れしてスーパーボウルに進出。ミラクルキャッチもあったりしてペイトリオッツ相手に好勝負を演出してくれました。(結局史上初のオーバータイムで負けたんですが、、、)
This catch by Julio Jones in Super Bowl LI was absolutely insane ✈️pic.twitter.com/cJqbLAQiQH
— FOX Sports: NFL (@NFLonFOX) March 29, 2020
それからファルコンズは低迷するんですが、QBライアンとのホットラインは健在。まさに『ホット・ライアン』って感じ。
昨シーズンはハムストリングの怪我によって9試合の出場にとどまります。そして今オフにファルコンズがトレード要員にジョーンズを出すこととなりました。
なぜファルコンズは手放したのか
なぜファルコンズは将来殿堂入りも不思議じゃない選手を手放したのでしょう。いくつか理由があると思いますが、最大の理由は「キャップスペースの不足」に尽きると思います。
ファルコンズはQBマット・ライアンの大型契約もあり、サラリーとして使えるお金に余裕がなくなってしまいました。ジョーンズも3年間で約70億円ほどの大型契約を結んでいるのですが、年齢や怪我のこともあり今後活躍できるか不信感が高まってきました。
そんなタイミングでGM(ゼネラルマネージャー)が新しい人へと変わり、チームのテコ入れを始めたんですね。GMって自分がドラフトで指名してなかったり契約していなかったりする選手には冷静に対処するイメージが強いです。
代わりと言ってはなんですが、今年のドラフトでは1巡目でTEカイル・ピッツをサプライズ指名もしてきたし既に新しいチーム構想が出来上がってたんでしょう。
そしてジョーンズ自身も「もっと勝てるチームに行きたい」と発言してたので、両者ともに離別の話が進んでいったようですね。
タイタンズとの契約内容
どこが獲得するのか予想合戦が始まりましたが、有力だったのはペイトリオッツとスティーラーズらへんだった気がします。少なくてもタイタンズの話はこれっぽっちも耳にしてませんでしたね。(噂されてたらすみません)
気になるタイタンズとの契約内容ですが、トレードですので基本的にファルコンズとの契約をタイタンズが引継ぎます。
タイタンズもキャップスペースに余裕がなかったのですが、QBライアン・タネヒルの契約内容をちょこっと変更してなんとかスペースを空けたそう!!
これでタイタンズはWRにフリオ・ジョーンズとAJ・ブラウン、そしてRBに”キング”デリック・ヘンリーという最凶オフェンスが形成されることに、、、。
まさしくタイタンズ(巨人たち)!!