ドラフトを楽しむために押さえておくべき注目選手シリーズ!!
今回はディフェンスの花形ポジションのディフェンスライン!!
今年のドラフトはディフェンスラインの年と言われるほど良い選手が揃っています。恐らく全体1位指名もディフェンスラインじゃないかなぁ。
エッジ(EDGE)の選手もDL選手として紹介しますのであしからず。
今年もベースボール・マガジンさんが出してくれた『NFLドラフト名鑑』を参考にしながら執筆しました。めちゃ助かってます、ありがとうございます。
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☟ドラフトの仕組みについて☟
エイダン・ハッチソン (ミシガン大)
生年月日 | 2000年8月9日 |
身長体重 | 201cm, 118kg |
指名予想 | ジャガーズ、ライオンズ |
今年のドラフトNo.1注目選手。
申し分のないサイズにスピード、パワー、敏しょう性を持った未来のスター選手です。大学の最優秀選手に贈られるハイズマン賞の投票では、ディフェンスの選手ながら2位となっています。
2020年に足を骨折したものの、昨年には14試合でQBサックを14回記録するなど見事な復帰を果たしました。これなら怪我の影響はなさそうですね。
これだけの身体能力を持ちながらメンタル的にも熟していて、常に全力で最後まで相手を追いかける執念があります。49ersのニック・ボサのようなタイプでしょうか。
Is Aidan Hutchinson's name getting called first on #NFLDraft night?@aidanhutch97 | @UMichFootball pic.twitter.com/lY4vTyBEQi
— NFL (@NFL) March 28, 2022
全体1位指名権を持っているジャガーズか、2位のライオンズが指名すると予想。ここで呼ばれなかったら今年のドラフトは波乱と断言できます!!
トレボーン・ウォーカー (ジョージア大)
生年月日 | 2000年12月18日 |
身長体重 | 196cm, 123kg |
指名予想 | ジャガーズ、テキサンズ |
ここにきて評価が爆上がり中なのがウォーカー。コンバインという身体能力テストでのパフォーマンスを受けてのことだと思います。中でも40ヤード走は驚異の4秒51。123㎏もある人が出すタイムじゃないです。
ちなみにこの前日本で行われたXleagueの合同トライアウトで、参加者全員の最速記録ですら4秒82。DLに限れば5秒08なんでウォーカーの凄さが伝わると思います。
National champion DL Travon Walker just ran a 4.6…
The #Bulldogs are owning this NFL combine. pic.twitter.com/sdz9bBfmbV
— Matt DeBary (@MattDeBary) March 5, 2022
もちろんスピードだけじゃなくパワーも圧倒的。さらに非常に長い腕を持っていてパスカバーとしても有効です。
エイダン・ハッチンソンが間違いなく1位指名と言われてましたが、コンバインの結果を受けてウォーカーが先に呼ばれる可能性も出てきました。どちらが先に呼ばれるのか注目ですね!!!
Could Travon Walker go from a Dawg to a #DirtyBird?
📺: #NFLDraft 8pm 4/28 NFL Network pic.twitter.com/HsVQ2LddHS
— Atlanta Falcons (@AtlantaFalcons) April 22, 2022
ケイボン・ティボドー (オレゴン大)
生年月日 | 2000年12月15日 |
身長体重 | 193cm, 115kg |
指名予想 | ライオンズ、ジェッツ |
ティボドーは高校時代から注目を浴びていて、なんと27もの大学からオファーを受けたんだとか。進学先のオレゴン大では怪我の影響もあってか、正直期待されていたほどの成績は残せていません。
それでも40ヤードを4秒58で走るスピードと、100㎏のベンチプレスを続けて27回も挙げるパワーは魅力的。ポテンシャルの高さからまだまだ成長途中だとも言われています!
Speed + strength = Kayvon Thibodeaux@kayvont | @OregonFootball
📺: 2022 #NFLDraft starts Thursday 8pm ET on NFLN/ESPN/ABCpic.twitter.com/Gbkg5QL8mv
— NFL (@NFL) April 27, 2022
もしかしたらライオンズがハッチンソンではなくティボドーを指名する可能性もあります。しなかったとしても5位以内では呼ばれるんじゃないでしょうか!!
ジョージ・カーラフティス (パーデュー大)
生年月日 | 2001年4月3日 |
身長体重 | 193cm, 121kg |
指名予想 | レイブンズ、カーディナルス |
身体能力的には上記3人には劣っている感じはするけど、ボールへの嗅覚やタックル技術は上回ってる印象があります。
ドロープレイやフェイクに騙されることなくボールキャリアへ一直線。時には長い距離を走ってタックルしにいくことも見受けられます。
生まれはギリシャのアテネで、幼少期には水球をやっていたそうです。高校時代には砲丸投げで州大会を制するほどの実力を持ち、パワーと器用さを併せ持つ証しです。
ジョーダン・デイビス (ジョージア大)
生年月日 | 2000年1月12日 |
身長体重 | 198cm, 154kg |
指名予想 | イーグルス、バイキングス |
先述した4人のポジションとは違い、タックルというラインの内側にセットするポジションの選手です。
特徴はなんと言ってもそのデカさ。ディフェンスラインの選手で150㎏台ってあんまり見たことないです。試しにBMIを出してみたら39.3でした。高度肥満で治療の対象と出てきました。
そんなサイズなのに40ヤードは4秒78というウソみたいなスピードで、身体の動きも非常にスムーズ。
Still in awe of Jordan Davis' Combine performance. 😲 @jordanxdavis99 | @GeorgiaFootball #NFLCombine continues at 10:30am on @nflnetwork pic.twitter.com/pyspmkeU9T
— NFL (@NFL) March 6, 2022
そのスピードを活かしてQBやRBに追いつき、一発で仕留めます。154㎏の巨漢に全速力でタックルされたらそれはもう交通事故です。
しかも力任せではなく、しっかりと相手の動きも読んでいるからOLにとっては厄介でしょう。
イーグルスにはフレッチャー・コックスという141㎏の巨漢仲間がいるので、指名してくるんじゃないかなと予想しました。
デビッド・オジャボ(ミシガン大)
生年月日 | 2000年5月17日 |
身長体重 | 193cm, 113kg |
指名予想 | カーディナルス、チーフス |
最後は若干おまけ。
ナイジェリアに生まれスコットランドからアメリカに移住してきたオジャボ。アメフトは高校から始めたという向こうでは珍しいタイプです。
オジャボの特徴はコンバインで見せてくれたその髪型。
これは一体何というヘアスタイルなんでしょうか。とても可愛らしいです。
本来なら1巡目指名される可能性のあった選手ですが、プロデイというNFLスカウト陣にアピールする日にアキレス腱を断裂。恐らく今シーズンは出場が厳しいと予想され、1巡の指名も敬遠されてしまうでしょう。
名前の響きも好きなのでとっても残念。
応援してるよ、オジャボ。
まとめ
以上、注目すべきDL選手をご紹介しました。
果たしてどの選手が1番最初に呼ばれるんでしょうか!そして全体1位指名はDL選手となるのか!!