前回に引き続き【NFL Top 100】のランキングを発表していきます。
今回は31位~40位!!!
前年の活躍からその年のベストプレイヤーを選ぶ。
NFLプレイヤー自身が選ぶので、人気ではなく本当の実力が分かってくる。
40位 ブラッドリー・チャブ
/ Bradley Chubb
所属チーム | デンバー・ブロンコス |
ポジション | ラインバック(LB) |
生年月日 | 1996年6月24日 |
出身大学 | ノースカロライナ州立大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体5位(2018) |
昨年の順位 | ランク外 |
1年目から12.0サックを挙げて順調なキャリアを過ごすと思いきや、2019シーズン途中にACL断裂の大怪我を負いそのままシーズンエンド。
怪我からの復帰となった昨シーズンは1年目を彷彿とさせる満足のいくシーズンとなったんじゃないでしょうか!
ブロンコスにはさらにボン・ミラーという名選手がいますからね。この2人が揃ったディフェンスは想像するだけで震えます。
39位 カイラー・マレー
/ Kyler Murray
所属チーム | アリゾナ・カーディナルス |
ポジション | クォーターバック(QB) |
生年月日 | 1997年8月7日 |
出身大学 | オクラホマ大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体1位(2019) |
昨年の順位 | 90位 |
2019年ドラフトの全体1位選手。
MLBからも1巡目でドラフト指名され、入団前から大きな話題になっていました。
2年目の昨シーズンはWRデアンドレ・ホプキンスとのホットラインを形成。この補強はマレーにとって大きなプレゼントだったでしょう。
そして昨シーズンのベストプレイと言えば「ヘイルマレー」と呼ばれている大逆転タッチダウンパス。
ARE YOU KIDDING?!?!?! @K1 @deandrehopkins
📺: #BUFvsAZ on CBS
📱: NFL app // Yahoo Sports app: https://t.co/p1akRoFoep pic.twitter.com/rDrMyOoc1F— NFL (@NFL) November 16, 2020
こういうプレーが出せるのはスター選手の証し。あとはチームを勝てるようにしていけばリーグ最高のQBとなるはずです!!
38位 マーロン・ハンフリー
/ Marlon Humphrey
所属チーム | ボルチモア・レイブンズ |
ポジション | コーナーバック(CB) |
生年月日 | 1996年7月8日 |
出身大学 | アラバマ大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体16位(2017) |
昨年の順位 | 86位 |
鉄壁のディフェンスを誇るレイブンズのエースCB。パスディフェンスはもちろんですが、サックやタックルも積極的に決めてくるマルチタイプです。
そして昨シーズンはとにかくファンブル誘発がすごかった!!
CB @marlon_humphrey has forced a turnover in all three of the Ravens victories this year.
He has 4 forced fumbles, 4 INTs and 3 fumble recoveries since the start of last year. That new contract is well deserved.
— Garrett Downing (@gdowning14) October 4, 2020
8つのファンブル誘発はリーグトップ。
ボールをパンチしたり相手の腕からかき出したり、ボールへの執念がハンパないです。
相手としては非常に厄介な選手ですね。
37位 ダリウス・レオナルド
/ Darius Leonard
所属チーム | インディアナポリス・コルツ |
ポジション | ラインバッカー(LB) |
生年月日 | 1995年7月27日 |
出身大学 | サウスカロライナ州立大学 |
ドラフト順位 | 2巡目全体36位(2018) |
昨年の順位 | 50位 |
デビューした2018シーズンではリーグトップのタックル数を記録し、新人ディフェンス賞にも選ばれています。
昨シーズンもチームの中心選手として活躍。コルツはランディフェンスがリーグ2位という好成績に終わっています。
WELCOME BACK DARIUS LEONARD!! 😈
📺 CBS pic.twitter.com/ZGoRBdUr07
— Indianapolis Colts (@Colts) November 1, 2020
野獣のような身体能力でコートを縦横無尽に走り回る。本当に1人なのか疑っちゃうくらいいつでもボールのところへやってきます。
36位 デイビッド・バクティアリ
/ David Bakhtiari
所属チーム | グリーンベイ・パッカーズ |
ポジション | オフェンスライン(OT) |
生年月日 | 1991年9月30日 |
出身大学 | コロラド大学 |
ドラフト順位 | 4巡目全体109位(2013) |
昨年の順位 | 62位 |
きました。個人的に好きな発音ランキングでも上位のバクティアリさん。カナカナ表記だと表せない鼻にかかった感じの発音です。
QBアーロン・ロジャースのブラインドサイドを守り抜いています。昨シーズンは被サックがリーグ2位の少なさでした。
パッカーズがこれだけ安定して強いのはオフェンスラインの厚みがあるからでしょう。ロジャースも安心してターゲットを探せます。
そしてまるで俳優のような印象に残るお顔もいい。
35位 ダレン・ウォーラー
/ Darren Waller
所属チーム | ラスベガス・レイダース |
ポジション | タイトエンド(TE) |
生年月日 | 1992年9月13日 |
出身大学 | ジョージア工科大学 |
ドラフト順位 | 6巡目全体204位(2015) |
昨年の順位 | 99位 |
デビューしてから4年間で1回も100ヤードを超えたシーズンがなかったのに、2019シーズンでいきなり1,000ヤード越えのレシーブを記録。昨シーズンはさらに記録を伸ばし、タイトエンドとしてはリーグ2位の成績でした。
Look up "beast" in any dictionary. 📚
You should see a picture of Darren Waller.Roll the highlights. pic.twitter.com/n8uxuo3aRy
— NFL (@NFL) February 23, 2021
トラビス・ケルシー、ジョージ・キトル、ザック・アーツというタイトエンド御三家と既に肩を並べているでしょうね。
もしかしたら世代交代となるかもしれません!!
34位 クリス・ジョーンズ
/ Chris Jones
所属チーム | カンザスシティ・チーフス |
ポジション | ディフェンスライン(DT) |
生年月日 | 1994年7月3日 |
出身大学 | ミシガン州立大学 |
ドラフト順位 | 2巡目全体37位(2016) |
昨年の順位 | 52位 |
チーフスキングダムの城壁となっているのがジョーンズ。198㎝、132㎏という体格を活かした激しいプレーが特徴です。
デカいのにスピードもあってオフェンスラインの間をダムの放流のように突っ切ってきます。QBからしたら恐怖しかないはず。
11 straight games with a sack?
Chris Jones did that. And broke the NFL record.Happy birthday, @StoneColdJones! 🥶🎂 pic.twitter.com/cBdJqzprl2
— NFL (@NFL) July 3, 2021
33位 クエントン・ネルソン
/ Quenton Nelson
所属チーム | インディアナポリス・コルツ |
ポジション | オフェンスライン(OG) |
生年月日 | 1996年3月19日 |
出身大学 | ノートルダム大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体6位(2018) |
昨年の順位 | 29位 |
恐らくリーグNo.1のオフェンスラインマンでしょう。デビューした2018年から3年連続でオールプロに選ばれるという凄さ。チャージャーズから移籍してきたフィリップ・リバースが活躍できたのもネルソンの存在が大きいでしょうね。
150㎏という超巨体なのに身体をしっかり使えている。いとも簡単に相手を止めて跳ね返せます。
32位 ジョーイ・ボサ
/ Joey Bosa
所属チーム | ロサンゼルス・チャージャーズ |
ポジション | ディフェンスライン(DE) |
生年月日 | 1995年7月11日 |
出身大学 | オハイオ州立大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体3位(2016) |
昨年の順位 | 34位 |
弟は昨年の新人ディフェンス賞を受賞した49ersのニック・ボサ。兄弟とも同じポジションでリーグトップを争っています。凄いですねの一言に尽きます。
パワーで砕くというよりかは、スピードとテクニックで相手を置き去りにする感じの選手。
.@chargers DE Joey Bosa is one of the most dynamic pass rushers in the @NFL.
Here are some drills that can help young D-linemen improve their skills and play like Bosa: https://t.co/tO4JpEhPjm#NFLWayToPlay | #BoltUp pic.twitter.com/MXHdRU3raC
— NFL Football Operations (@NFLFootballOps) December 17, 2020
昨年に5年約141億円という当時のディフェンス選手としては最高額でチャージャーズと契約延長。
そしてアニメファンであることも日本のファンにとっては嬉しい情報ですね!!
salute. pic.twitter.com/98lv5vMyjv
— Los Angeles Chargers (@chargers) December 3, 2020
31位 ジャマール・アダムス
/ Jamal Adams
所属チーム | シアトル・シーホークス |
ポジション | セーフティ(SS) |
生年月日 | 1995年10月17日 |
出身大学 | ルイジアナ州立大学 |
ドラフト順位 | 1巡目全体6位(2017) |
昨年の順位 | 27位 |
ジェッツが指名した選手の中で数少ない活躍を見せていた選手。あれだけこういう選手は大切に育てて移籍させちゃダメだよってこのブログで書いてきたんですが、ジェッツの首脳陣には聞き入れてもらえず2020年にシーホークスへトレードで移籍しました。
アダムス本人としてはかなり生き生きしてる感じで「俺は本気で勝ちを目指すチームでプレーがしたかった」とジェッツを軽くディスってます。
TOO FAST. There's @Prez with the sack on Carson Wentz! 😤
Watch #SEAvsPHI: https://t.co/hBwDTin5ta pic.twitter.com/2FAB7pwMGE
— Seattle Seahawks (@Seahawks) December 1, 2020
そしてディフェンスバックとしてNFL記録となる9.5サックを決めて、シーホークスのプレーオフ進出に大きく貢献しました。
水を得た魚とはまさにこのこと。
勉強になります。